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ヒルトン東京 Deluxe Floor Junior Suite | |
Hilton Tokyo | 2010.10.23(土) |
東京都新宿区 | 楽-2 |
ARCHIVES ・ 1992 |
微妙にチープ 朝まで岩手にいたが、朝の新幹線に乗り、昼前にはヒルトンに到着した。メインエントランスにタクシーで到着したものの、タイミング悪く係が不在。館内に入ればベルが気付くだろうと思いきやそれもなく、結局、誰の助けも借りられず、しょんぼりとエグゼクティブラウンジへ向かった。 ラウンジでは顔馴染みの係が出迎えた。大荷物を従えたやつれ顔の客を見て、「気が付きませんで」と慌ててカウンターから飛び出て来てくれた。それだけで、十分疲れが吹き飛んだ。 部屋は15分待ちで用意された。慌ててアサインしたらしく、下層階のジュニアスイートだった。下層階といっても、かろうじてデラックスフロアに属すので、もちろん内装はデラックスフロアの仕様である。窓が2面ある広々とした間取りは、とても使い勝手がいい。 だが、いつも使い慣れているジュニアスイートとは、若干仕様が異なる。基本的なレイアウトや備品の有無は同等でも、クオリティが微妙に劣るのだ。 それより何より気になったのは、妙なベッド配置。ツイン仕様なのに、シンメトリーではなく、どうにもバランスが悪い。 ベッドボードに取り付けられているナイトランプとテーブルは、自在に位置を変えることができる。通常はハリウッドツイン、もしくはキングベッドとしてメイクされているのだが、それを無理にツインに直したようだ。 また、ナイトパネルのスイッチも、通常のデラックスフロアとは違い、装飾性に乏しいものを使っている。こうした細部だけも、部屋全体の印象に大きく影響することがよくわかる。 テレビも26インチと小さい。なにもこんなところにまで差を残さなくとも、テレビくらい揃えればいいのではないだろうか。いつも見慣れているだけに、アンバランスだ。 レザー張りの大型ソファは同等だが、添えられているクッションのファブリックが安っぽい。この部屋のクッションは、なんだか座布団のような感じ。 そしてこれはこの部屋に限ったことではないが、ヒルトン東京ではWiFiの電波がほとんど入らない。他ホテルなら高層階でも快適に使えるところが多いのにである。2階まで下りてもまだ入りにくいのはなぜだろうか。 客室階廊下はさっぱりとした内装。これが夜ともなれば、一層薄暗くなる。ヒルトンの客室扉には呼び鈴がなく、扉の下にも結構な空間があるため、他の部屋にルームサービスや客室係が訪ねてきた際の声が、室内にまでよく聞こえる。 今回の滞在中、最も印象に残った食事は「武蔵野」の鉄板カウンター。丁寧な調理、味、雰囲気ともに国際ホテルならではのもの。外国人のひとり客も多く、興味深げに職人技を見つめる様子がほほえましい。 |
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