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ヒルトン東京 Japanese Suite  
Hilton Tokyo 2010.03.06(土)
東京都新宿区 哀-2

クリスタルシャンデリア

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輝け!シャンデリア


この日、とある宅配の荷物を受け取る必要があり、送り主には滞在が決まっていたヒルトン東京宛に発送するよう頼んであった。そうすれば、ホテルが代理で受け取り、チェックインまで大切に保管し、引き渡してくれる。

だが、ホテルに向かっている途中に、荷物の送り主から電話が入った。宅配業者は無事ホテルへの配送を終えたが、神田将という予約は見当たらないので送り主に確認するようホテルから求められたと連絡があったらしい。とりあえず、荷物は現在ホテルにあるという。

それを聞いて、宿泊の予約が漏れているものと思い、すぐにホテルへ電話を入れた。面識のあるマネジャーが応じ、確かに予約は入っているとのことで、ひとまず安心。次いで、予約が入っているのに、なぜこのような騒ぎになっているのか、荷物のことを尋ねてみた。

調べてみると言って一度電話を切り、しばらくの後、折り返しの電話が掛かってきた。マネジャーの説明によると、「カンダマサル」宛の荷物が届いているが、名前が違うので別の人の物だと思い、問い合わせたとのこと。どうやら、伝票は漢字ではなく別の表記になっていたのだろうと想像される。どうも腑に落ちないが、荷物があるならそれでいい。

チェックイン時に荷物を受け取ると、伝票には漢字で「神田将」と書かれている。ということは、ホテル側が「神田将」を「カンダマサル」と読み違えたのが騒ぎの原因である。これまで何度も泊まり、互いの顔も熟知していながら、誰ひとり名前の読み方すらわからなかったとは情けない。

今回利用した客室はパーラー付きの和室スイート。以前にも利用して、結構気に入っている部屋だ。またくもっての純和室ではなく、パーラーが洋室で、しかも広々としているのがいい。

パーラーの入り口付近

パーラーには、4人用のダイニングセット、独立したワークデスク、6人でテーブルを囲めるソファセットの他に、ゲスト用トイレ、クローゼット、テレビ台兼ミニバーキャビネットがあり、横広のゆったりとした空間に、十分な間隔を持ってレイアウトされている。

パーラーのデスクとダイニング

家具やファブリックも、改装された高層階のものとは違い、重厚感のある立派なものが多い。やわらかい照明と落ち着いた色調が、くつろぎの雰囲気を築いている。

パーラー全景

ソファも大型で座り心地のよいものを置いている。高層階のモダンなレザーソファより、空間にも溶け込んでいて、調和が見られる。テレビは液晶に入れ替わっている。

パーラーのソファセット

パーラーから和室へは、板の間で靴を脱いで上がるようになっている。正式な玄関も別に設けられているが、パーラーとの行き来を考えると、こちらの入口を使う方が便利なようだ。

パーラーから次の間への入口

和室部分は本間と次の間に分かれているが、次の間は通常の宿泊ではほとんど使い道がない。利用人数が多い場合には、こちらにも布団を敷くのだろうか。

次の間

本間には床の間があり、掛け軸が掛かっているが、生の花はない。天井のライトは蛍光灯だが、夜は行燈の明かりがぼんやり点り、そちらの方が雰囲気がいい。

本間から次の間を見る

昼間は卓が出ているが、ターンダウン時には客室係により布団が敷かれる。朝も頼めばいつでも布団を上げにくる。

床の間付き本間

バスルームも和風を意識して造られている。ベイシンは天然石の天版を持ち、床は板敷き。旅館を思わせる趣きだ。バスアメニティはスイート仕様のものが揃う。タオルやバスローブも通常通りのセッティングだ。

ベイシン

浴室は和風タイル仕上げ。バスタブは檜ではないが、湯を溢れさせられるタイプ。音がよく響くので、湯船で鼻歌などという振舞いもよく似合う。やや薄暗いのだが、それがむしろ旅情を感じさせる。

バスルーム

パーラーのダイニングには、クリスタルのシャンデリアが下がっている。エレガントなデザインというより、昭和のモダンときらびやかさがテーマのようだ。だが、残念なことにクリスタルが白く汚れて、本来の輝きとは程遠い状態にあった。

イスに上って、クリスタルのひとつを拭いてみたら、見違えるほどきれいになった。それを見たら、いたたまれずに、結局54のパーツを順次取り外し、すべてのパーツから汚れを除去した。輝きを取り戻したシャンデリアはまばゆいばかり。たまには手入れしてやってもらいたい。

曇っているシャンデリア

クリスタルをひとつずつ外して洗浄

見違える輝きのシャンデリア

チョコレートブティックには、犬のカタチをしたチョコレートが並んでいた。ひとつ買い求めてみたが、かわいそうでどうしても手がつけられなかった。

イヌ型チョコレート

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ヒルトン東京

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