2005.03.27.(日) |
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ヒルトン東京 Hilton Room Hilton Tokyo |
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哀-5 スタッキングベッド | |
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チェックインカウンターには行列ができていたが、女性マネージャーが列の先頭に立ち、待つ客に個々に挨拶しながら、順番に空いたカウンターへと案内していた。カウンターへは客の名前を告げて引き継いでおり、とてもスムーズな連携だと感じられた。
チェックインが済んで、客室への案内を辞退して自ら向かった客室は、まだ扉が開いており、中では客室係が清掃中だった。係のおばちゃんに、すぐに仕上げるので30階のビジネスラウンジで待つようにと言われたが、まだ客室係が作業中でインスペクションが済むまでは時間を要しそうだったので、フロントに戻ってアサインをし直してもらうことにした。 チェックインを担当した係に事の次第を説明すると、先程まで気取っていた表情を和らげ、慌てて部屋を探してくれた。こうしてスタッフの素顔に接すると、本来の人柄が感じられ、より親しみを持つことができていい。 改めて向かった客室は、ヒルトン東京では珍しい柄のファブリックを使っていた。椅子のファブリックが違うだけで、随分とポップな印象に変わるものだと実感できた。だが、困ったことにベッドの片方がスタッキング型だった。ベッドの下にベッドを収納しているため、マットレスが薄くて硬い。見た目にはそれほど大差ないが、寝心地は天と地ほど違う。以前、スタッキングベッドで眠り、翌日全身が痛くなって以来、ずっと避けている。 最近では、多くのホテルが寝心地のよいベッドを導入し、それを大きな訴求力としてアピールしている。寝心地は、今後ますますホテルを選ぶ際の有力な選別材料になってゆくはずだ。だが、ヒルトン東京では、その流れに逆行して、寝心地の悪いスタッキングベッドを多くの客室に導入してしまった。3名利用の需要に応えることも重要だが、2名利用時の快適性を軽んじることは許されない。 客室係に連絡して、マットレスを交換するか、部屋をチェンジするか、どちらでもいいがこのマットレスで眠らずに済むよう対処してくれるよう頼んだところ、マットレスを交換することになった。しばらくして、若い男性の客室係がマットレスを運んできて交換してくれた。だが、替えてもらったマットレスも、もう一方のものと比較すると随分と硬かった。今後は、禁煙室とともに、スタッキングベッドでないベッドをリクエストすることを心に決めた。 |
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[ヒルトン東京] 940505 941018 970301 990628 000411 000518 000528 010512 010901 011231 020629 020630 020704 020806 020831 040311 040602 040621 040628 040908 041228 050106 050219 050322 |
Y.K.