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ヒルトン東京 Executive Junior Suite  
Hilton Tokyo 2010.06.28(月)
東京都新宿区 喜-2

ジュニアスイートのベッド

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チョコレートカラーのインテリア


沖縄から遅いフライトで戻り、ヒルトン東京に到着したのは、午後11時過ぎだった。すでにエグゼクティブラウンジの営業は終了しているので、1階フロントでチェックインを行った。

カウンターには見慣れない係が立っており、とんちんかんな対応をされることも覚悟の上で近づいたのだが、予想に反してたいへん丁寧で気持ちの良い対応だった。窮屈で慌しいエグゼクティブラウンジのレセプションカウンターよりも好印象だと、認識を改めるべきかもしれない。

早速ベルを伴って、用意された客室へと向かった。荷物をバゲージ台に置いたベルが退出すると、室内には静寂が訪れた。

部屋はエグゼクティブフロアのジュニアスイート。このタイプは全室キングベッドだと聞いていたが、ツイン仕様のは初めて見た。以前にも、全室ダブルであるはずのタワースイートにツインがあったので、いくつかはそういった部屋があるのかもしれないし、ニーズによってセットし直すのかもしれない。

ジュニアスイート

ジュニアスイートの特長は、扇型に開いた構造と、2面の窓。ワイドスパンならではの、ゆとりの空間が心地よい。改装されてからは、よりシックで都会的な色調になったが、昔ながらのデザインにも未練が残る。

ベッド

ベッドはシングルサイズが2台並んでいる。ベッドボードは艶のある温かい木目。左右にあるナイトランプは、実はベッドボードに引っ掛けるように取り付けられているだけなので、軽く持ち上げてスライドさせれば、位置を自由に調整できる。そのため、ベッドをツインにでもキングにでも作れるというわけだ。しかし、それには寝具やマットレスを入れ替える必要があり、そう簡単なことでもないと見受けられる。

ベッドとデスク

この部屋はツインセッティングのため、ナイトランプは目いっぱい左右に広げられている。そのため、壁際に設けられたオーバル型のガラスデスクとベッドとの間には、スペース的な余裕がほとんどない。

デスク

デスクの傍らには、ベッドボードと同じ木目の棚が設けられており、電話機やLANの接続口もそこにある。デスクも固定はされていないので、その気になれば位置を調整することができる。

リビングエリア

ベッドの反対側にあるリビングスペースには、デラックスフロアのジュニアスイートにあるのと同じようなレザーソファがあるのだが、こちらの方が上等に見える。テレビは窓と窓の間のボードに設置され、ボードの両脇には間接照明が埋め込まれている。

壁の装飾とライト

また、ソファの後ろのある壁面には、ブロックを組み合わせたシンプルな装飾と、ブラケット照明が取り付けられており、デラックスフロアジュニアスイートと比べると、装飾性も明るさも、こちらの方が一枚上手をいっている。

奥から手前を見る

入口ドア付近には、収納スペースが集約されている。バゲージ台、スライドドアのクローゼットともに、ベッドボードと同じ木目。並んだミニバーキャビネットの扉は、エグゼクティブルームでは赤と黒だが、ここはシルバーと黒と、落ち着いた色彩感になっている。他の家具も全体に落ち着いた色調で、エグゼクティブルームにあるようなビビッドなアクセントは使用していない。

入口付近

バスルーム内部はエグゼクティブルームのものと共通点が多いが、ベイシン前のミラーの両脇には追加の照明が設けられている。

バスルーム

また、バスアメニティもスイート仕様にグレードアップし、ちょっとした植物のアレンジも置かれている。体重計も標準装備している。

バスルーム

バスタブ脇には、室内を見渡せるスリットウィンドウが設けられており、入浴中の閉そく感をかなり軽減してくれる。この程度の工夫なら、なにもジュニアスイートにだけでなく、全室に施せばよかったように思う。

バスルーム

ミニバーには、無料のインスタントコーヒーや、三角バッグの緑茶、粉末茶なども用意されている。冷蔵庫のアイテムはだんだんと縮小され、空きスペースが増えてきた。

リフレッシュメント

すでにターンダウンが済んだベッドサイドには、フロアマットとともにスリッパが用意されている。このマットは、ベッドから起き上がる際、一度この上に裸足を置き、スリッパなり靴なりに履き替える、またはその逆の時に使うものだが、最近はこれを割愛するホテルが多くなってきている。

ナイトセット

夜遅い時間ながら、空腹だった。そこで、ルームサービスのヘルシーサンドイッチを注文してみた。軽くトーストしたパンに、カロリー低めの素材が挟まっている。味もさっぱりとしていた。だが、添えられたフレンチフライをすべて食べてしまっては、ヘルシーの意義は泡と消えたことだろう。

ヘルシーサンド

そして、24時間営業の「マーブルラウンジ」でアイスチョコレート。なぜか、東京に帰ったとたん、急に飲みたくなったのである。なぜだろう。ジュニアスイートのインテリアが、チョコレートカラーだったからかもしれない。

アイスチョコレート

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