コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ2004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2004.03.11.(木)

ヒルトン東京 Hilton Room
HiltonTokyo
楽-2 待ち合わせに便利な2階
エレベータホール
ヒルトンのメインロビーには、ほとんど座るところがない。ベルデスクの向かいの一角にわずかに用意されたソファは、いつでも外国人で混み合っている。このロビーで待ち合わせをするのに「マーブルラウンジ」を利用する人も多いと思うが、ラウンジはデザートブッフェなどの利用客が多く、ちょっと人と落ち合うために入るのは気がひける。会った相手とそのまま話しでもあるならいいのだが、ただ待ち合わせるなら2階のレストランロビーが便利だ。

2階レストランフロアは、「マーブルラウンジ」の吹き抜けの回りに4店のレストランを配置してある。1階メインロビーからは、「マーブルラウンジ」脇の螺旋階段の他、客室用エレベータ、低層階用エレベータ、ベルデスク奥の階段でのアクセスが可能で、広いフロアのあちこちにゆったりとしたリビングセットがいくつも配置されている。もちろん無料で座ることができ、比較的明るいので本や書類に目を通しながら人を待てる。人通りも1階ロビーほど慌しくないのもいい。

さて、この日は久しぶりのヒルトン東京に向かうため、新宿駅からシャトルバスを利用した。いつもはどこから見てもヒルトンバスと判る塗装の小型バスなのだが、この日はボロい路線バスの車両を使っていた。行き先表示には「京王バス」と書かれており、前方の窓にヒルトン行きであることを示す小さなプラカードが掲げてあるだけ。それは日本語と英語で書かれているが、車体の横の同じような表示には日本語でしか書かれていない。駅のバス停は、ヒルトンバスの他にも、通常の路線バスが発車する場所を共用しているので、バスに乗り間違えないように注意が必要だ。今回の臨時車両は、日本人でさえ判りにくいのだから、外国人には見分けが付かない。運転手がが「ヒルトン行きです」とアナウンスしても、発音が悪くて外国人には理解できず、バスが来ているのに乗車を躊躇していた。

バスを降りると、ベルが荷物を持ってフロントへ案内してくれた。ベルはそのまま客に付くのではなく、ロビーの一角に荷物を集めてチェックインが済んだところから手の空いたベルが部屋まで同行するという方式。帝国ホテルやニューオータニもそうだ。

チェックインはスムーズだった。冬ソナのヒロインのようにすっきりした美人が担当してくれたが、仕事振りは少々クールだった。このホテルでは到着前にアサインが終わっているのだが、カウンターで改めて禁煙ルームをリクエストすると、21階で用意しているのが8階になってしまうが構わないかと尋ねられた。低層階でもタバコ臭いよりはマシなのでOKしたが、いざ部屋に入ってみると、エレベータホールの裏手に位置し、エレベータの轟音が昼夜を問わず響く環境の悪い客室だったためルームチェンジを申し出た。

次の部屋は22階のダブルルーム。エレベータ裏の部屋に比べると、幅も広くて空間のゆとりが随分と違った。同じ料金カテゴリーなのに広さも静けさも雲泥の差がある。しかも、新しい部屋は特別仕様なのか、アメニティがグレードアップし、バスローブも用意されていた。タオルの数も多い。夕方にはターンダウンもあった。しかし、不思議なことに客室係からは常に英語で話しかけられた。一体なに?

チェックアウトはスムーズながら、やはり機械的な印象が残った。担当した中年の男性も、そつのないてきぱきとした仕事振りだが、あまり個々の客には構ってられませんという印象。二流エアラインの空港カウンターのような感じか。チェックアウトの際、荷物を夕方まで預かって欲しいと言うと、ベルを呼ぶのではなく「正面玄関の横にベルデスクがありますから、そちらにお持ちください」とだけ言われた。顔も上げずに。それはちょっと印象が悪かった。

ちょっとだけ広いダブルルーム 色味の少ないあっさりしたインテリア

ベッドも真っ白のメーク 石のベイシントップ

マーブルラウンジ上のシャンデリア 2階レストランフロアの待合ソファ

2004.03.09.(火)
トゥエンティワン フレンチパシフィック
TwentyOne
哀-3 シェフ交代
真っ白いテーブルクロスは2枚レイヤー。それだけでも店内のシャープな印象は、ぐっとエレガントさを増す。コンテンポラリーな音楽、コンテンポラリーな内装、コンテンポラリーな料理を出すこの店だが、サービスはクラシックだ。タイミングをよく見計らい、会話の邪魔をすることもなく、いつもながら非常に安定した信頼の置けるサービスをしてくれる。接待にも慣れている印象だ。

マークヘアー氏がシンガポールのコンラッドへ行ってしまい、この店を担う後任はまだ未定とのこと。ダイナミックでインターナショナルな料理でインスパイアしてくれる独創性あふれるシェフが来ることを期待したい。マークがいなくなって哀。

[ヒルトン東京] 940505 941018 970301 990628 000411 000518 000528 010512 010901 011231 020629 020630 020704 020806 020831

Y.K.