客室は32階のダブルルーム。エグゼクティブスイートのマスターベッドルームを切り売りしたもので、通常の客室よりも豪華な造りになっている。ゴールドとダークブラウンを基調とした、ゴージャス感のある内装で、家具そのもののクオリティはエグゼクティブフロアの標準的なものだが、天井の装飾、襖やソファのファブリック、ベッドボードなどがグレードアップしている。それだけでも、部屋の雰囲気は大幅に変わる。ベッドは180センチ幅で、ここヒルトン東京では、最も広い部類のベッドだ。

夕食は、部屋で簡単に済ませることにした。ルームサービスメニューの「王朝」のページより、鶏肉入りつゆそば1,890円とアーモンドゼリー1,470円を注文。20分で届いた。電話応対、配膳ともに、サービスは申し分なく、味も大満足だった。

チェックアウトは1階のフロントで行ったが、調子が優れないことが伝わっていて、随分と心配してくれた。こうしたちょっとしたコミュニケーションが嬉しい。