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ヒルトン東京 Executive Room | |
Hilton Tokyo | 2010.08.07(土) |
東京都新宿区 | 楽-3 |
ARCHIVES ・ 1992 |
武蔵野の天ぷら 深い海のような青空だった。メキシコの高地で見た真っ青な空に、ここは本当に地球なのかと疑いたくなるほど驚いたことを思い出した。今、見上げている空は、ヒルトンが手前にあるのだから、地球に違いない。 そういえば、学生のころに読んだSF小説には、別の星にヒルトンがあったっけ。思い出に耽っていると、美人のドアガールから来館歓迎の声が掛かった。 チェックインタイムには早かったが、エグゼクティブラウンジに行くとすぐにルームキーが渡された。最上階にあるエグゼクティブルームがアサインされ、すでに用意が整っているとのこと。荷物を預けてランチに出掛けるつもりだったが、先に部屋へ立ち寄ることにした。 部屋の窓からは、高層ビルが建ち並ぶ新宿副都心の景色が見える。古いビルだが、それぞれに個性的でスタイリッシュ。周囲の空間も多く、見下ろせば緑のじゅうたんが敷き詰められているかのように緑が豊かだ。 客室も都会的でモダン。キリッと引き締まっていると同時に、落ち着いたぬくもりをも感じさせる。この部屋はツイン仕様。ベッドはハリウッドスタイルに寄せられている。メイクの仕方によっては、キングベッドにもできそうな感じだ。 デスク側はメタリックなプレートに木目のカウンターデスク、赤黒扉のミニバーという構成。ダブルベッドの部屋ならガラスのオーバルデスクがあるが、ツインにはそれを置くスペースがなく、カウンターに向かってイスがセットしてあり、ワークスペースとしては物足りない。 どんどん寂しくなるウェルカムフルーツは、リンゴ、バナナ、ミックスナッツとドライフルーツという組み合わせだった。いずれはサービスそのものが消滅してしまうのだろうか。 さて、ランチタイム。天ぷらが食べたいと思って、「武蔵野」を予約。混雑していると思っていたが、他に客はひとりだけと、静かだった。職人は俳優の地井武男さんにそっくりな声の持ち主。風情もよろしく、揚げたての天ぷらに「粋」という大きな一味が加わった。最後は天茶でさっぱりと。 エグゼクティブラウンジは、夏休み中とあって子ども連れが多く、逆に外国人のビジネスパーソンたちは少なかったので、いつもとは雰囲気が大きく異なっていた。素朴な疑問だが、子どもはヒルトンに泊まって楽しいのだろうか。それより、アウトドアで思い切り遊びたいのでは? |
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