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ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club InterContinental Deluxe Bay View Room | |
InterContinental Tokyo Bay | 2010.10.31(日) |
東京都港区 | 哀-1 |
ARCHIVES ・ 1992 |
アーモア切断 このホテルは、1995年の開業以来、一度も客室の全面的な改装を行っていない。デザイン的にはさほど古くささは感じさせず、使い勝手の面でも最新のホテルに大きく引けを取ることはないが、いささかファブリックのほころびや染みが目立ってきた。 特に、クラブフロアのベイビュールームには禁煙室がないため、どの部屋の壁もヤニ汚れが染み込んでいる。窓際のソファも、元の色が思い出せないほど褪せてしまった。スタンド照明は何度もなぎ倒されたらしく、シェードがひしゃげてしまっている。 そんな中、テレビだけが新調された。蛇腹の引き戸を備えたアーモアに収まっていたブラウン管テレビが撤去されると同時に、アーモアの上部も取り外され、カウンター型収納家具になったところに、液晶テレビが載るようになった。 アーモア上部がなくなったことで、これまで棚に収まっていたものが露出し、スッキリするどころか、かえってごちゃごちゃした印象になった。また、これまではアーモア上部も物置きとして使えたが、その分の置き場所がなくなり不便に感じる。まあ、これにもすぐに慣れてしまうのだろうけれど。 バスルームはこれまで通り。ただ、ソープの形状が少し変わっただけ。充実したバスアメニティ、4枚のバスタオル、空間を広々と見せる大きなミラーなど、なかなか快適なバスルームである。 バスタブは深く、じっくりと時間を掛けた入浴に最適。ハンドレストもあり、また湯船に浸かった時の視線の先がミラーなので、閉そく感がほとんどないのもいい。備え付けのバスソルトやバスピローも重宝する。 最近、滞在中の食事に困ることが多くなった。以前は充実したレストランがあり、どこもいい料理を出していて、何を食べようかと迷うほどだったが、今は何なら食べられるかと迷う。 「ブルーベランダ」に行った時のこと。ブッフェを食べる気になれずアラカルトからステーキ丼を注文した。料理が出てきたのは40分後。ふだんならしびれを切らせて席を立つところだが、係が低姿勢に謝るものだから、じっと我慢して待った。 それに懲りて、今度はルームサービス。このホテルにはレストランのポイントカードがあり、「ラ・プロヴァンス」を気に入って使っていた頃には、あっという間に満点になったものだが、最近ではほとんど貯まらない。 ルームサービスでは点が付かないので、なるべく店に出向いていたのだが、もう点などどうでもいいという気分になっている。 レストランに勢いがなくなって久しいが、ルームサービスには工夫が感じられるようになった。その一例が焼肉店から運ばれる品々。手ごろな値段で、魅力的な料理が揃っている。それに負けじと、手軽な和膳なども用意するようになり、それらが写真入りでメニューに載っているので、選ぶ楽しさもある。 食といえばもうひとつ。クラブラウンジの朝食は、年々ひどくなっていく。最近はクラブフロアに泊まっても、まずラウンジで朝食をとることはない。それでも、たまに様子を見に行くのだが、ひと目見ればたちまち食欲がなくなる。 |
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