2004.03.07.(日) |
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ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room InterContinental Tokyo Bay |
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喜-3 景色に酔う | |
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この日はひときわ空気が澄み渡り、日中から明け方まで、刻々と変わる景観をじっくりと堪能できた。景色を眺めて一日過ごすなど、辺境の地や絶景の大自然の前でなら経験があるが、見慣れた都会の眺望に酔いしれるのは、初めてのことかもしれない。
昼間はホテルの周囲を散歩した。気温は低かったが日差しがあれば寒くはなかった。風もなく穏やかだったが、人手は少なく港べりの公園も独り占めだった。真っ白なホテルがそびえるさまは、青空に映えて美しい。 ロビーに時計店の商品をディスプレイしたショーケースが出現した。ヨーロッパのホテルではよく見かけるが、日本のホテルロビーにはまだ珍しい。華やかなここのロビーにはよくマッチしている。 ラウンジでは最近、名字が同じふたりのバトラーが頼もしい。シンヤとシゲルのふたりはタイプも体型も違うが、それぞれに持ち味があり、よく気遣ってくれる。シゲルの方がサービスに長けた積極的なタイプで、以前いたマーリックを思い出すが、おそらくすぐに昇進するか、よそに引き抜かれていくだろう。シンヤはいまどきの若者風で、すこしはにかんだところがあるが、さりげなく面倒を見てくれ、ひとなつっこい。ふたりが揃っているととても安心だ。 |
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[ホテルインターコンチネンタル東京ベイ] 960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020413 020617 020710 030824 030831 030902 031005 031109 031201 031214 040104 040118 |
Y.K.