ホテルインターコンチネンタル東京ベイ 2010.02.15 YKsonic Web 喜怒哀楽

ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club InterContinental Deluxe Bay View Room
InterContinental Tokyo Bay	2010.02.15（月）
東京都港区	楽-３

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霞む東京ベイ

コンラッド東京からインターコンチネンタル東京ベイへ。だが、品川のストリングスインターコンチネンタルで友人と会う約束があったので、コンラッドで乗り込んだタクシーを東京ベイの正面玄関に立ち寄らせ、顔馴染みのドアマンに荷物だけ預け、そのまま降りることなくストリングスへと向かった。

ストリングスのロビーにまだ友人の姿はなかった。そこで、旧知のホテルスタッフとマネジャーデスク越しに会話しながら待ち時間を過ごした。最近、足を運ぶことが少なくなったストリングスの変化と現状を知る上で、こうした会話はとても役に立つ。

ふとみると、フロント脇には新しくコンシェルジュデスクが登場し、外国人の青年が構えている。オーストラリアから来たのだそうだ。外国人宿泊の多いこのホテルでは、重宝されることだろう。

そこに友人が着き、遅いランチにと「チャイナシャドー」に入った。もうランチタイムも終わろうとしている時間、他に客はまばらで、窓際の席が用意された。

ランチコースを注文し、友人との会話に時が経つのも忘れて過ごした。だが、料理もしっかりと味わった。あまりいい印象のなかった店だが、なかなかいい料理を出している。かなり見直した。

食後はラウンジに席を移しコーヒーを。もうそろそろ夕食かという時間まで話に盛り上がり、名残惜しくホテルを後にした。

ふたたび到着したインターコンチネンタル東京ベイの正面玄関では、さきほどのドアマンは別の客に接している。館内に入りフロントを見ると、懐かしい顔ぶれがふたり。ちょっとからかっていくかと思ったが、視線をしたに落としたまま何かに没頭しているようだったので、そのままスルーした。

20階のクラブフロ専用レセプションでスムーズにチェックイン。久しぶりなので顔も忘れられたかと思ったが、そうでもなかった。

用意された部屋は21階のベイビューデラックスルーム。標準客室が35平米であるのに対し、デラックスは41平米。6平米の差は、すべて窓際のシッティングスペースのゆとりとして実感される。そして、レインボーブリッジを真正面から望むベストポジションが魅力の部屋だ。

デラックスルームの窓際

ベッドは真っ白なベッドリネンで仕上げられている。2台のベッドを包み込むようなベッドボードは、明るい色調の木目でインテリアのアクセントとなり、中央の大きなナイトテーブルには、真鍮の輝きが美しいふたつのスタンドが置かれている。

ソファとベッド

あいにくこの日は靄がかかり、東京ベイの眺めも霞んで見えた。だが、これもまた表情として魅力的である。都心でこれほど広い海面を眺められるホテルは他になく、もし晴れていれば抜群の日差しが得られるのも、太陽を遮るもののないこのホテルならではである。

霞むレインボーブリッジ

バスルームはタイル張りで、大型のバスタブとシャワーブースを全室に備えている。バスアメニティは開業以来何度も変更されてきた。一番よかったのは、やはり開業当初のニナリッチ。その後、どんどん妙な品物になり、もはや自分のものを持ちこまなければダメかと思っていたところに、今のエレミスが登場した。

バスアメニティ

夕食は軽く済ませた。品川の中国料理がまだ胃に残っている感じだったので、「ブルーベランダ」でクラムチャウダーとグリーンサラダを注文した。それでも多いくらいだった。

チェックアウトの際、オリジナルグッズをもらった。誕生日でもないのにどうしたのかと思ったが、予約したプランの特典として付いているのだとか。よく確かめもせず予約してあったので、得した気分。CDやDVDなどを持ち歩く時に便利なディスクケース。早速使わせてもらうことにしよう。

ホテルオリジナルディスクケース

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ホテルインターコンチネンタル東京ベイ

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