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横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ Towers Twin Room | |
Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers | 2010.01.14(水) |
横浜市西区 | 喜-2 |
ARCHIVES ・ 1992 |
眺めか、広さか 多少狭くても眺めの良い部屋を取るか、それとも眺めが悪くても広い部屋がいいか。ホテルの部屋選びを誤ると、せっかくの滞在が台無しになるが、それぞれの部屋に魅力とマイナス点が分散している時は、おおいに悩まされる。 このホテルでは、たいていの場合、広さを優先してきた。一番のお気に入りはタワーズフロアにある裏側のデラックスルーム。46平米のゆとりあるスペースに、独立したドレッシングスペース、独立したトイレがあり、デスクが壁に向かっていないところが魅力である。だが、裏側向きの眺めはパッとしない。 それでも広さの誘惑に負けて裏側デラックスルームを好んでいるが、この日はこのタイプが埋まっており、港側の狭いツインルームが用意された。港側の狭いツインには、シャワーブースがある部屋とない部屋があるが、ある方だった。 こちらの部屋は34平米。独立したトイレやドレッシングスペースはなく、デスクは壁を向いているものの、インターナショナルホテルのスタンダードは十分にクリアした、充実の設備を誇る客室である。タワーズフロアならではの3メートルの天井高があり、カスケードドレープの掛かるレギュラーフロアよりも大きな窓からは、横浜駅やベイブリッジなど横浜らしい景観を望む。日中は日差しがたっぷり降りそそぐが、夜景もまた見事だ。 ベッドはシェラトン・スイート・スリーパー・ベッド。心地よいマットレスに清潔なベッドリネン、そしてキャメルカラーのスローケットがアクセントになっている。 このタイプには過去に2回ほど宿泊したが、その時はカーペットの色が淡かった。現在では深い色のものに変わり、全体のコントラストがくっきりとして、引き締まった雰囲気になった。窓際に置かれたイステーブルセットは、やや窮屈な配置だと感じないこともないが、特に夜になると落ち着いた照明がムードを高め、くつろぎの特等席となる。 明るいバスルームは、タイルの壁の清潔感と大理石の床のゴージャス感がよくマッチしているだけに、扉の安っぽさが実に残念だ。タオルは3サイズが4枚ずつ揃い、バスローブもクローゼットに用意されている。全体に広々としており、独立したシャワーブースの使い勝手もいい。 バスアメニティは、シェラトンのハイクラスブランドシリーズ。基礎化粧品なども揃い、充実した印象だが、きっちり並べようという意図を感じさせながらも、ビニールパッケージのため整列しないのがじれったい。 やはり46平米の部屋に慣れていると、マイナス12平米の差は大きい。だが、刻々と変わりゆく横浜の風景は、広さに替わるだけの価値があるようだ。ロマンチックに過ごすのなら、断然、ベイブリッジビューを選ぶべきだろう。 |
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