2005.10.12.(水) |
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横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ Deluxe Twin Room Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers |
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楽-3 5つの鏡 | |
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チェックイン時間が18時以降に限定されるプランを予約していたが、17時少し前の到着でもチェックインすることができた。ホテルによっては規定の時間になるまで、てこでもチェックインさせない場合があるが、今回のようにスムーズに部屋に入れるとありがたく感じる。更に、手続きはエレガントで丁寧だったし、大きな荷物は明るいベルガールが部屋まで運んでくれた。
客室階の廊下を進みながら周囲を見回すと、どうもいい雰囲気には感じられない。ふと天井を見ると、ダウンライトにはすべて電球型蛍光灯を入れてあり、その白々しい明かりが廊下全体を安っぽいビジネスホテルのようにしてしまっている。壁にはところどころ洒落たガラス製のブラケットもあるのだが、すべて消灯している。ブラケットの白色光があれば、もう少しロビーからの連続性が感じられる雰囲気になっただろう。 案内された客室は、エレベータから最も遠い一角にあるデラックスルーム。前回利用したベイビューのタイプとは、眺めもレイアウトもかなり違っている。窓からの眺めは裏側向きなので、開放的なベイビューに比べるとやや閉塞感があるものの、駅前の喧騒がダイレクトに響くこともないし、遠くに目をやれば富士山も見える。そして、部屋のレイアウトは、ベイビューのタイプよりは圧倒的に使いやすいので、こちらのタイプの方が好きだ。 46平米の室内は広々としており、明るいベージュのファブリックと、色の深い木目の家具がよくマッチしている。120センチ幅ベッドが2台並び、寝具はカバー一体型だ。窓際のシッティングスペースには、丸いテーブルを挟んでソファとアームチェアが置かている。窓の脇には蛍光灯照明付きの独立したドレッサーも据えた。デスクは対面して座れるように配置され、添えられた2脚のイスの片方だけに肘掛がある。テレビは引き出しの上に載っているが、部屋のサイズと比較すると小さく感じられた。 水周りも充実している。独立したトイレ、ベイシンを挟んでバスタブとシャワーブースを配したバスルーム、廊下の反対には、クローゼットともうひとつのベイシンが用意されている。だが、バスルーム内でBGMを聞くことはできず、バスルームとトイレの扉は、他のレギュラールーム同様に安っぽい。トイレの床がリノリウムであることも、部屋のグレード感を下げている。 また、この部屋には鏡がとても多い。入口の姿見、クローゼット前にあるベイシン、バスルーム内のベイシン、デスク脇、独立ドレッサーと、5箇所のミラーがある。これなら、どんなナルシストでも自分の顔を見失うことはないだろう。 |
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[横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ] 990719 990822 991123 010101 041230 050925 |
Y.K.