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2005.09.25.（日） |
| 横浜ベイシェラトンホテル＆タワーズ Deluxe Twin Room Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers |
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| 哀-１ 入口は広いが奥は狭い部屋 | |
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| ちょうど開業7周年記念日の翌日の滞在だった。その当日だったら何かイベントがあったのかもしれないが、一日違えばいつもと変わらない様子だった。だが、スタッフの胸のうちには、節目に何かしら思いを新たにしたところがあったのではないだろうか。
今回利用したのは、ベイビューのデラックスルーム。46平米の面積があり、建物の折れ曲がったコーナー部分に位置するため、2面の窓が角度を持って設けられている。ホテルがいうには人気のあるタイプだそうだが、どうも好きになれなかった。 入口からまっすぐ窓に突き当たるまでの部分は、幅も広くゆったりとした印象を受ける。そこにはクローゼットやミニバー、デスクがレイアウトされており、十分なゆとりが感じられる。だが、それより奥のベッドやシッティングコーナーは、手前のゆとりとは対照的に窮屈だった。シッティングスペースは窓際になるようにレイアウトされており、ふたつのアームチェアがコーヒーテーブルを挟んで室内向きに置かれているが、その周囲は通るのが困難なほど圧迫感がある。奥のベッドに行こうと思うと、必ずどこかに裾を擦るような感じだ。 奥のベッドの足元は殺風景な柱と壁があるだけで、脇にあるふたつめの窓との間は、三角形のデッドスペースになっている。また、照明のバランスもよくない。デスクスタンド、フロアスタンド、ナイトランプが揃っている手前の空間は明るいが、部屋の奥に進むに従って、暗く陰気な感じになる。 バスルームは奥行きのある空間配置で、手前にベイシンとバスタブ、奥にトイレ、そして更に奥にシャワーブースを設けた。バスルームそのものはとても広々としているのだが、平板な照明とブルーで模様が入ったタイルが寒々しい雰囲気にしてしまっている。タオルは3サイズ2枚ずつだが、デラックスルームからはバスローブも備わる。ターンダウンは行わない。 高速インターネットは1滞在につき1,050円。オペレータに電話をして回線を開いてもらうシステムだ。客室電話からフリーダイヤルに掛けると手数料210円が加算されるという説明書きがあった。 この日、雨は降っていなかったが、台風の影響で風が強かった。建物がミシミシと音を立て、時折揺れるほどだった。午後には風に乗って雲が早く進んでいく様子が見られたが、台風の雲からちぎれた破片だろうか、所々に黒っぽい三日月型の不思議な雲が浮かんでいた。 |
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Y.K.
