横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ Towers Floor Twin Room |
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Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers |
2008.09.22(月)
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横浜市西区 |
哀-2
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好みの部屋を手に入れるまで | ホテルを予約するには、以前なら電話か旅行代理店を利用したものだが、最近はほとんどの場合がインターネット予約になった。インターネット予約なら、詳細を確認したり比較するのも楽だし、24時間いつでも思いついた時にできるのがいい。今回横浜シェラトンを予約するに当たっても、インターネットで空室状況と料金を検索した。
ひとつのホテルでも、予約を受け付けるサイトは多数あり、自前のサイト、加盟するコンソーシアムのサイト、旅行代理店サイト、一休.comなどの予約サイトなどなど、数え切れないほどのサイトが存在する。その際、必ず目を通すが自前のサイトと予約サイトである。 予約サイトは複数のホテルを同一条件下で一括検索できるので、比較しながらより好都合なホテルを探す際に重宝する。一方自前のサイトだと、他のホテルとの比較はできないが、同一プランであっても料金的に一番安く売られていることも少なくないし、自前にしかない特別プランが出ていることもあるので、予約確定の前に一度はのぞいてみるだけの価値はある。 また、スターウッド系列のホテルは、各ホテル自前サイトかスターウッドのサイトから予約しないと、スターウッドプリファードゲストの特典対象外になるので、特典対象となる予約方法を取った方がいい。 だが、この日の予約に際し自前サイトを検索したところ、十分な空室があったが、料金が高かった。同じ条件で一休.comなどを検索すると、自前よりも格段に安い料金で売られていたので、ホテルに疑問のメールを送ってみた。すると翌日になって、自前の料金も他サイトと同様に訂正したとの返信があった。その時にはすでに別のホテルを予約してあったのだが、せっかく返信があったので、別の予約をキャンセルして改めて自前から予約を入れたのだった。 当日、ホテルに到着したのは17時前だった。いつもは外国人ビジネスマンが多く見られるタワーズラウンジだが、この日ばかりは雰囲気がまったくもって違っていた。おしゃれをした女性客ばかりだったのである。使い慣れたラウンジなのに、一瞬、女性用のパウダールームに誤進入してしまったかと焦ったほどである。 後にわかったことだが、この日は「Sheraton Ladies 輝かNight」と称したイベントがあり、それに参加するために宿泊している女性客たちであったようだ。このイベントに合わせてか、夕方からはメインロビーにてピアノとサクソフォンの生演奏が披露され、アトリウム空間に柔らかい音色が響き渡っていた。 チェックイン時にアサインされたのは22階のデラックスルームだった。22階でも新しいベッドは入っているし、いつもと同じ広さのある部屋ではあるが、タワーズの内装とゆとりある天井高に慣れてしまうと、下の階ではもの足りなく感じる。そのためスタンダードツインでも構わないのでタワーズフロアの部屋にして欲しいと頼んだのだが、あいにくシングルにしか空きがないと言われた。 だが、そこで諦めたりはしない。とりあえずもう一度よく調べてみてくれないかと頼んでみる。するとスタンダードツインに空きが見つかった。だが、14時チェックインを確約している部屋のため、12時以降のレイトチェックアウトには応じられないと言う。翌日はフライトの時間に合わせてゆっくりチェックアウトしたいと考えていたので、それでは都合が悪い。 今度はもう少し強く部屋のやりくりを試みるよう頼んでみる。するとベイビューのツインが何とか用意できそうだが、清掃と最終チェックに30分掛かるとのこと。いつもならそこで手を打つところだが、前回電話代のことで不快に思ったこと、前々回には高速インターネットのトラブルで丸一日が無駄になったことなど、ここのところ不満が募っていたので、10分で仕上げるようにと付け加えた。 その10分後、頼んだ通りに部屋が仕上がり案内された。だが、ベイビューツインではなく裏側のスタンダードツインだった。表向きよりも眺めでは相当に劣るが、ベイビューツインよりも若干広く、シャワーブースも付いているとの説明だったし、それより何より今まで利用したことのないタイプの部屋であることに興味がわいた。部屋のエントランスは廊下よりも引っ込んでおり、隣の部屋とコネクティングで利用する時のために、扉の外に更に隣室と共通の扉が設けられている。今回はコネクト利用ではないので、外側の扉は開放されている。 室内はベイビューツインとほぼ同等。扉の位置が通常とは異なること、ベッドが窓に向かって置かれていることが特徴的だ。バスルームは約6平米で、扉とトイレの位置が逆になっている他はベイビュールームのものとほぼ同じだと思われる。それほど大きな新鮮味があるわけでもないが、このホテルでは数少ない未経験の部屋を利用できたのは「楽」。しかし、この部屋をGETするまで、かなりの労力を費やしたので、総合的には「哀」となった。 |
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横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(公式サイト) | |
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