ワイルドガーデン
2006.04.16(日)
ラディソン都ホテル東京 Deluxe Room
Radisson Miyako Hotel Tokyo
哀-2

カリフォルニアランチのオードブルのひとつ 最初に案内された客室は、清掃状態がよくなかった。窓が手垢で汚れ、ドライヤーの握り手はオイルのようなものでベタベタだった。加えて、便座が恐ろしく汚れていた。前の2点は我慢できなくもないが、便座が排泄物で汚れていることには耐えられず、ルームチェンジを依頼した。するとアシスタントマネージャーが直接部屋を訪ねてきて、丁寧に詫びて、新しい客室へと案内してくれた。少なくとも彼は、清掃が行き届いていない部屋に客を通してしまうという事態を、あってはならないことと認識しているようだ。事後の対応が迅速で的確であれば、大抵の不満は収束する。

窓から庭園を見下ろすと、新緑の若い色が爽やかに感じられる。この日は曇り空だったが、庭を実際に歩いてみたくなった。起伏に富んだ庭には、多様な木々があると同時に、灯篭やユニークな石像が点在している。一枚岩の架け橋があったり、池を泳ぐ鴨の一家も眺められる。だが、さほど手入れが行き届いているようではなく、ワイルドな印象だ。

その後は、「カフェ カリフォルニア」でランチを。オードブル、メインディッシュ、デザートをそれぞれチョイスするプリフィクススタイルのカリフォルニアランチは、3,465円。料理はスパイスをふんだんに使い、どこかオリエンタルな風味が漂う。盛り付けはきれいだが、量が少なく迫力に欠ける。テーブルクロスを掛けなくなり、店は一層カジュアルになった。

チェックアウト時にも、清掃不備についての詫びがあった。だが、それは会計を担当したフロント係から一言添えられたというだけのこと。それでも無いよりはマシだ。ベルアテンダントたちは、到着時は「お荷物をお持ちします」と熱心に声を掛けるが、出発時は知らん顔をしている。珍しく正面玄関にも係が不在で、ひとり寂しくタクシーに乗り込んでホテルを後にした。

 
庭の石像 池を泳ぐ鴨 若い葉が美しい

最上階のデラックスルームの窓際 デスク 室内奥から入口を見る

 
ラディソン都ホテル東京 980815 000728 011110 020118 020329 020519 020927 021108 030505 030510 030524 030621 030728 031004 031111 031228 040401 040402 040407 040530 040904 041010 050225 050401 050406 050409 050521 050807


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