2003年5月24日 |
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ラディソン都ホテル東京 Superior Room | |
哀-2 積み重ね | |
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改装済みフロアの、狭いほうのダブルルームに宿泊した。カテゴリーとしては、36平米の広いほうがデラックス、そしてこちらは29平米でスーペリアとなる。室内のインテリアは、これまで何度か利用したデラックスルームに準じており、和のテイストを盛り込んだモダンデザインに、アメリカンサイズの大型ファニチャーを配置している。
キングサイズのスーパーベッドに、大きなカウチやアーモア、そして円形のデスクがあって、それぞれに存在感があるので、いささか窮屈な印象があるものの、一人で利用するには使いやすい客室だ。デラックスルームには備わっている窓際の観葉植物や壁の大きな鏡がないため、比較するとやや地味な感じがした。バスルームも若干狭いようだが、設備的にはデラックスルームと変わらない。 アメニティはやさしい香りのシャンプー&コンディショナーや、オートミールが入りスクラブ感のある石鹸、刺激の少ないグリセリンソープなどが揃う。入浴剤は、柑橘系とラベンダーの2種類がカゴの中に入っていた。タオルは3サイズ、そしてバスローブはクローゼットに用意されている。いつもはだらしなく感じるベッドメイクも、この日はピシッと仕上がっており、気持ちがよかった。やはり、担当者によるということだろうか。 このホテルは、何度繰り返し利用しても、リピーターとして認識されることがない。大抵、何度か利用するうちに、「いつもありがとうございます」などの言葉が聞かれるようになるものだ。2001年11月に、LANの不備について苦言を呈した際のマネージャーも、こちらは顔や名前をしっかり覚えているが、当のマネージャーはすっかり忘れてしまったのか、その後何度目が合っても会釈すらしないまま1年半が過ぎた。 サービスのタッチはフレンドリーさを増しつつあって悪くないが、何度利用しても積み重なるものがまったくないという印象だ。ひたすら累積するのは、都プラスカードのポイントだけ。チェックアウトするたびに、すべてがクリアされてしまうような体制では、利用する側の愛着も深まってゆかない。 |
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[都ホテル東京] 980815 000728 011110 020118 020329 020519 030505 030510 |
Y.K.