コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ2004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2004.04.01.(木)

ラディソン都ホテル東京 Superior Room
Radisson Miyako Hotel Tokyo
哀-3 知性
ライトアップされた桜
地下鉄が開通し、最寄り駅から徒歩でのアクセスが可能になったが、依然JR目黒駅とホテルを結ぶ無料シャトルバスが何かと便利だ。15分ごとに運行しており、バス運転手のマナーや接客態度が優れているのも気持ちがいい。目黒駅から初めてバスに乗車する場合、乗り場に何の表示もないため戸惑うかもしれない。駅構内の広告看板に乗り場案内が出ているので、それを頼りに乗り場を確認するしかないようだ。また、客は並ばずにバスを待っているので、定員以上の客が待っていると、我れ先にと乗り込む客が現れ、あさましい光景になることも。そしてそういうことをするのは、きちんとスーツを着た初老のビジネスマンが多いから驚きだ。

チェックインを済ませて向かった客室は、改装された29平米のダブルベッドルーム。ひとりで利用するには十分なゆとりがうれしい。同じ広さでツインベッドのタイプを利用したことがあったが、この広さで大きなベッドが2台入るといささか窮屈だった。しかしキングサイズベッド1台だとフロアに余裕を感じる。ツインタイプにはなかったカウチソファも設置されていた。その他の仕様は同等だった。それにしても、ベッド付近はチューブの読書灯しか照明がなく、暗くて困る。

アーモアはとても大きくて立派なのだが、やはりこの客室に不釣合いな気がする。大きさの割りに収納力がなく、入ってるテレビも非常に小さい。アーモアが大きいから余計に小さく見えてしまう。また、この日から4月だが、TVプログラム案内が3月のもののままだった。そして消費税込の料金表示が開始されたが、税込みサ別表示をしてるので、なんとも直感的でなく不親切な印象。しかも、サービス料のパーセンテージが記載されていないのも困ったもの。その他、調光設備が故障していたり、ナイトテーブルが汚れていたりと不備もあった。

チェックアウト時、ベルデスクにいた若い女性のアテンダントに荷物を預けたら、「何時に取りに参りますか」と尋ねられた。「7時に取りに参ります」と、「参ります」を強調して答えたが、彼女は自分の日本語がおかしいことに気付くことはなかった。このホテルは若いスタッフを中心に事を進めすぎている傾向を感じる。若い力を生かすという点では実に素晴らしいことだと思うが、欠けている部分を補う体制を作らないと、基本が抜け落ちた不安定なものが出来上がってしまうだろう。

フロントでも、「こちらへどうぞ」と自分がいる場所に手招きするような態度を取ったり、ぞんざいな口を利かれたりと、低レベルな印象が残った。センスはいいが知性を感じない。

窓際にカウチソファも入ったスーペリアルーム キングサイズベッドは心地よいが暗い

デスクの脇にはデカ過ぎアーモア 目の前はマンションだが、大きな窓の存在はこの客室の魅力

[ラディソン都ホテル東京] 980815 000728 011110 020118 020329 020519 020927 021108 030505 030510 030524 030621 030728 031004 031111 031228

Y.K.