2005.01.01.(土) |
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ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル Club Superior Room InterContinental The Grand Yokohama |
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喜-1 Happy New Year | |
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今年も新しい一年が始まった。正月返上のスケジュールの中、日常よりも日常らしいスタートだった。街の様子も普段とあまり変化がなく、かつてのように正月ムード一色に染まることもないようだ。そういえば、振袖姿もあまり見かけない。
2005年の初日に滞在したのは、なじみのホテルだった。見慣れたロビーには、和太鼓演奏や餅つきのアトラクションがあり、華やかな雰囲気だが、見物人が少なく、盛り上がりに欠けるのがもったいない。レセプションで新年の挨拶を交わし、案内された客室にも正月らしい小さなフラワーアレンジメントが添えられるなど、ちょっとした演出が深く印象に残った。昨晩が雪だったとは思えないほどに晴天が広がり、港にもホテルにもさわやかな空気が流れていた。 一年の計は元旦にありというが、これまで新年に際して思いを新たにしたり、抱負を掲げたりしたことはなかった。振り返れば、ふと「今年はどんな年になるのかな」と考えたり、「今年はどうなっちゃうんだろう」と不安に暮れることもあった。だが、今年は「こんな一年にしよう」と自分で舵取りを積極的にしようという気分になっていた。 喜怒哀楽を書き始めて13年。その間に、自分自身の生活スタイルや価値観も大きく変わった。同じ事柄に遭遇した際の感じ方や対処の仕方も違ってきた。同時に、ホテルも大きな変化を遂げている。今後も、お互いが変貌する流れの中で、滞在ごとに感じる印象を、ありのままに書き残して行きたいと思う。 |
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2005.01.01.(土) | |
オーシャンテラス ブッフェダイニング Ocean Terrace |
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哀-3 料理のクオリティ | |
館内のレストランは、正月の特別コースを仕立てている店が多く、特別な食事に向く贅沢な内容ばかりだった。あまり改まった食事をしたくなかったので、一番カジュアルそうな「オーシャンテラス」に入ったが、こちらでもニューイヤーブッフェを全面に打ち出し、その他はほんのちょっとした軽食しか用意がなかった。量的にはそれほど食べたくなかったが、係の薦めもあってブッフェを選んだ。
通常期よりも高い6,000円の値段設定で、高くなった分は、メインディッシュをキッチンで調理して席まで運んでくるサービスをしているのだが、そのメインディッシュもブッフェ台に並ぶ料理もいまひとつだった。せめて「これはいける」という料理が一品でもあれば救われるのだが、いける料理に出会うことはなかった。 翌日の朝食にもこの店を利用した。正月らしく、おせちをイメージした料理も並んでいるが、困ったことに美味しくない。安物のかまぼこに、ダシがいい加減な雑煮、崩れたものばかりの黒豆など、インターナショナルホテルで提供するにはクオリティが低いのが残念。 |
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[ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル] |
Y.K.