2003年9月20日 |
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ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル Club Superior Room | |
哀-2 ルームサービス | |
部屋に入ると、テレビが新しくなっているのに気が付いた。液晶テレビやプラズマテレビが新しい設備として魅力になりつつあるが、ここではシルバーボディのフラットなワイドテレビを導入した。実際、立派なアーモアを活用するとなると、お液晶テレビにして奥行きを節約しても何の意味もないので、これで十分だ。テレビの新調の合わせて、有料チャンネルの見直しを図るようで、この日は調整中のため、有料チャンネルの視聴ができなくなっていた。ビデオオンデマンドは4作品に絞られてしまう反面、CSチャンネルや、BSデジタルなどを受信できるようにしたらしい。無料で楽しめるチャンネルが増えるのは、とてもありがたい。
以前はこのホテルのランドリーサービスにも、夕方までに出せば翌日チェックアウトタイムまでに仕上げるレギュラーサービスがあった。しかし、オーバーナイトランドリーを導入してから、レギュラーサービスは午前10時までにでして夕方9時に仕上がるパターンだけになったので、1泊ではレギュラーサービスでランドリーが仕上がらないホテルになってしまった。エキスプレスサービスだと100パーセント増し、オーバーナイトだと200パーセント増しと、背に腹は替えられない事情がある時でなくては利用する気になれない料金だ。このホテルも段々と商売上手になってきたものだ。(これはイヤミ) 夜になって小腹がすいたので、ルームサービスでチャーハンを注文した。もちろん「カリュウ」から運ばれてくることになっているので、味は期待できそうだった。程なくして運ばれてきたトロリーには、ラップのかかったチャーハンだけが置かれ、水もお茶も用意されていないので、係に水とお茶を持ってくるように頼んだ。すると水の入ったグラスだけを持ってきて、お茶は別料金だと言い出した。アルバイトらしき彼は、おそらく上司にそう答えるようにだけ言われてやってきたのだろう。 彼をいじめても気の毒なので、マネージャーをよこすように言った。随分と時間がかかってからマネージャーがやってきて、「お茶は希望があれば用意している」「係が間違って返答した」と責任を部下に押し付け、大層見苦しかった。更に、運ばれてきたチャーハンの出来栄えもまた、ひどいものだった。べたべたと米がくっつき合い、卵がダマになっていて、メインダイニングでこのようなひどいチャーハンを出しているとしたら、客をなめきっているとしか言いようがない。作り直しを頼むと、今度は素晴らしく美味しいチャーハンが運ばれてきた。材料が同じでも、作り手によってこれほどまでに違うかと驚くほどだった。 悪趣味なインテリアに辟易するクラブラウンジは、見た目だけでなく、嗅覚にも不快感を与える。無人の状態でもタバコの残り香がきついので、空気清浄機を導入して欲しいものだ。更には聴覚にも悪影響な、ひどいBGMにも工夫が必要。カクテルアワーのオードブルも段々とみみっちくなってきた。とにかく、経費節減も大切だが、センスよくやって欲しい。 |
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[ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル] |
Y.K.