1997.07.20
続・花火大会
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル Executive Suite
楽-2昨年に引き続き、横浜の花火大会の日に予約を入れた。昨年は偶然の予約だったが、今年は花火大会の日であることを承知して予約を入れてみた。今年からシックスコンチネンツクラブのアンバサダーメンバーというのが設けられ、インターコンチネンタルに年間50泊以上したゲストがその対象となる。その特典には24時間前までの予約保証があり、直前の予約でも間違いなく部屋を用意してくれる、ありがたい特典だ。その他、通常の特典に加え、ミニバーが無料になるというのもうれしい。
今回、予約を入れた時点では、すでにホテルは混み合っていた。いつもならハーバースイートを用意してくれるところだが、この日は「部屋のタイプは確定できないが、部屋だけは間違いなく用意する」とのことだった。また、「当日はできる限りランクの高い部屋を用意する」とも付け加えていた。
実際にチェックインしてみると、7階のビジネスフロアにあるスイートがアサインされていた。この客室はもちろん、この階も未踏の地だったため、興味が湧いた。ビジネスフロアはビジネスマンのために、ミーティングができるボードルームを備えたスイートを中心に構成されているが、あまり需要は高くないようだ。面積はちょうど、スーペリアルームの2部屋分で、一部屋がボードルーム、一部屋がベッドルームに当てられている。
ベッドルームは通常のスーペリアルームのテイストと変わらないが、バスルームはエントランスの分広く取られており、白の大理石張りでシャワーブースが付くゴージャスなつくりだった。一方ボードルームは、やはりミーティング用の設えで、くつろぐというような雰囲気ではない。天井の照明はダウンライトが多く、各席で書類を見るに当たって暗くないよう配慮されているようだ。まぁ、こんなことでもなければ泊まることのない客室で過ごせただけでも、良い経験になった。
打上げ花火は、低層階でも十分楽しめたが、仕掛花火の類いは音だけで見られず、少々残念。わずかに開くよう設計されている窓のおかげで、臨場感のある音を楽しめた。となりのパンパシフィックホテルがオープンしたら、バルコニーで花火見物ができ、よりダイナミックだろう。
Y.K.