ヒルトン東京ベイ Executive Room | |
Hilton Tokyo Bay |
2009.10.17(土)
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千葉県浦安市 |
哀-3
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給食レベルの朝食 | 土曜日の舞浜は怒涛の混雑である。万年お正月のこの地域が、ドッと盛り上がるのはやはり週末だ。そこに静けさを求めるのがそもそもの間違いかもしれないが、ヒルトン東京ベイの人々は、その無理を実現してくれる魔法使いである。 この日のチェックインもスムーズだった。「6月以来のご来館ですね」とさりげなく。つい先日泊まったような気もすれば、もう長いこと訪ねてなかったような気もする。要するに記憶がいい加減なのである。そこに4ヶ月ぶりと告げられ、この感覚が「4ヶ月」を意味するのかと、妙な納得を感じた。 用意された客室は最上階の海側。どうしようもなくならない限り、両隣の部屋にお客を案内しない配慮をしてくれたおかげで、概ね静かな環境で過ごすことができた。 概ねというのは、それでも向かいや幾つか奥の部屋から賑やかなオーラが伝わってくるから。さすがにそれをどうしようとも思わないが、ホテルのドアなど目隠しの役にしかならないことを皆知らな過ぎる。 夕食前にプールで泳ごうと思ったが、うっかりスイムウエアを忘れてきた。借りることもできるが、それには気が進まず水泳は中止し、室内で筋トレに励むにとどめた。 夕食は「アチェンド」でハロウィンディナーを。ここ数年、毎年味わっているので、今年がどんな出来栄えか気になるところだ。席の準備は万全。店舗内をセルフサービスのディナーブッフェとテーブルサービスが必要なコースとでゾーン分けし、それぞれの雰囲気を保っている。 コースの季節感は悪くない。だが、ポーションは少なく、それぞれの料理にインパクトもない。これは明らかに子供だましの域である。さほど高いわけではないが、それでも割高感は否めなかった。 サービスに関してはとりわけ気を遣っていたようだが、これほどにコストダウンを強いられながら、それでいて見栄えする料理を作らされる料理人が気の毒でならなかった。ピザやパスタの単品は、なかなか旨いものを出す。シンプルな品にも手を抜かない職人魂もある連中なだけに、陳腐なコースを組まされるのは嘆かわしいことだろう。 朝食はその上をいくひどさだった。パンの種類も減らされ、コンディメントは給食用の安物。コーヒーはもはやドリップではなく、「濃縮還元」である。人員も減らされ下げものも追いつかず。これで3,400円とは狂っているとしか言いようがない。 |
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ヒルトン東京ベイ(公式サイト) | |
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