ヒルトン東京ベイ Executive Room |
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Hilton Tokyo Bay |
2009.05.01(金)
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千葉県浦安市 |
楽-3
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オーシャンビューの魅力 | こいのぼりが風にひらめくアプローチから正面玄関に到着し、スムーズでパーソナルなチェックインをすませ、あっという間に部屋へと落ち着いた。短い手続きの途中、高速インターネットアクセスが値上がりして1日1,500円になったこと、その案内が十分でなかっとして今回の利用分に関しては以前の1,200円でいいとのこと、そして夕食の予約をどうするかについてのやりとりがあった。
部屋はいつも通りのエグゼクティブルーム。いささか飽きたので、今度こそパーク側にしてもらおうと毎回思いつつ、結局、時間ごとに表情を変える海が恋しいことに加え、パーク側と海側の5平米の面積差に勝てず、毎回決まってこのオーシャンビュールームに落ち着くのだ。 海に向かって開いている扇状の部屋は、ゆとりの40平米。パステルカラーと真鍮色による80年代のインテリアはいささか古くさいものの、新しく改装された部屋と比べればはるかに高級感があり、居心地は悪くない。 今どき情けないほどに旧式なブラウン管テレビは、蛇腹扉のアーモアで隠すことができるが、第一、窓こそが東京湾をリアルに映すハイスペックフルハイビジョンのようなもの。この眺めを前にして、テレビなど見る気が起きない。 ベッドの寝心地は相変わらず最悪だし、バスアメニティもこれ以下にはしようがないほどひどいものになり下がり、使い捨てスリッパに至っては、1日履けば壊れて使い物にならなくなるような代物である。この辺は哀れとしかいいようがないが、このホテル全体のスケール感、建物としてのグレード感、そしてサービス体制に関しては、インターナショナルホテルならではだ。 この日、用意された部屋にはいくつか不具合があった。ベイシンの下から水漏れがしたり、バスタブ脇の排水溝が溢れたり、加えて室内がきわめてビール臭かった。おそらく前の客がビールをこぼしたのだろう。夕食の間に対処するように頼んで、予約した「アチェンド」に向かった。 コースもアラカルトもほとんど食べつくし、残っていたのは5,200円の安いコースだけだったので、それを注文してみた。前菜とデザートはブッフェ形式で、メインディッシュと食後の飲み物だけは係がサービスするスタイル。ブッフェは、客が少ないにもかかわらず、よくメンテナンスしてくれ、食べ残しに見えるようなものや、乾いた料理が並ぶことはなかった。この点はとても感心した。 メインディッシュはステーキだったが、これはイマイチ。ロイヤルホストの方がまし。デザートは見た目には楽しいが、これといって美味しいものはなかった。5,200円という値段も、結局はリゾート価格だという印象だった。 部屋に戻るとメンテナンスは完了していた。ビール臭だけはまだ少し気になったが、我慢できないレベルではなかった。 朝食は少しゆっくりと8時半に。とても混雑していて、料理の補充がまったく間に合っていない。だが、連日この賑わいに対処するスタッフの目まぐるしさには同情する。 |
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ヒルトン東京ベイ(公式サイト) | |
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