新カテゴリー「プラザコンフォート」 |
2006.12.11(月)
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京王プラザホテル Plaza Comfort Room | |
Keio Plaza Hotel |
喜-3
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京王プラザホテルに、また新しいタイプの客室が誕生した。と言っても、昨年オープンしたプラザプレミアのような大規模な改装をしたわけではない。これまで南館エグゼクティブフロアだったフロアがプラザコンフォートフロアになったのだが、内装はベッドを入れ替えた程度で、ほとんど変化していない。しかし、特別なフロントカウンターで手続き出来たり、専用の朝食会場、クラブラウンジの利用など、いわゆる特別階的な付加価値を付けることで、他のフロアとの差別化を図っている。
チェックインはフロント脇にあるプレミアカウンターで行われた。石造りのエントランスゲートから一歩入ると、そこにはロビーと連続性のある空間でありながらも、静かで落ち着いた雰囲気が漂っている。奥にはちょっとしたリビングのようなソファもある。カウンターもまた石造りで重厚感があり、そこに立つ男性のスタッフも、丁寧な対応を心掛けているようだ。手続きはスムーズに済み、ベルアテンダントによる案内は辞退して、部屋へと向かった。 室内は見慣れた内装のままだった。オフホワイトの壁に、はっきりした色の木目やファブリックが映えている。面積は30平米と標準的な広さだが、新しく導入された液晶テレビは20インチと小さい。大きなデスク、たくさんの引き出しや大きめのクローゼットなどは以前のままで使いやすい。窓際に置かれたブルーのソファは、フットレストを引き出して使うこともできる。冷蔵庫内やミニボトルの品揃えが豊富なことも、他の客室との相違点だ。 ベッドは150×200センチサイズで、高さは55センチある。シモンズ製のマットレスを使い、デュベも一新。寝心地は格段によくなった。ベッドボードは以前のままだが、両脇のナイトランプ、チューブ式の読書灯、棚や引き出しなど、とても使いやすいデザインだ。 バスルームは170×240センチサイズのユニットバス。ここはまったくもって以前のままだが、170センチの長さがあるバスタブは、ゆったりとしていて快適だ。浴室金具はなかなかいいものを使っているので、ユニットバスでありながら、それほど安っぽい感じはしない。アメニティはロクシタンで揃え、ローズのバスオイルやボディウォッシュクロスも用意してある。そして、このタイプの客室は、全室ノンスモーキングというのも画期的だ。 朝食は本館のフロント脇にある「カクテル&ティーラウンジ」で提供される。南館からだと、やや遠いというのが難点だ。早い時間に利用した割には思いの外混雑していたが、限られた人しか利用しないので、雰囲気は悪くない。外国人ビジネスマンや中年のカップル(夫婦には見えない)の姿が多く見受けられた。店内は広く、大きな窓からは高層ビル街の景色が見える。ブッフェ台にはフルアメリカンブレックファストに加え、コーンスープやホットベジタブル、新鮮なフルーツなど。どれも美味しそうだったが、まだ前日の不調を引きずっており、少ししか食べられなかったのが残念。 |
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京王プラザホテル | 960127 971004 980102 980115 980324 000909 001015 010120 010220 010123 010502 010623 010710 010828 010908 010930 011019 011117 020125 020523 020607 020610 020705 020809 020913 021007 021010 021206 030518 030607 030630 030803 030809 030905 030929 050402 050810 050817 051011 060122 060228 |
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