2003年9月5日 |
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京王プラザホテル Executive Suite | |
怒-3 売り切れ | |
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ホテルに到着したのは、23時40分。予約したのは、この度新たにお目見えしたリラクゼーションルームだ。なのに、案内された客室は、25平米のごくありきたりのスタンダードルームだった。フロントに尋ねると、リラクゼーションルームで、販売可能な客室は残っていないとのこと。それならそうと、チェックイン時にきちんと説明をしてもらわなくては困るが、そもそも、ありもしない客室の予約を受けるとは何事だろう。予約したのは、当日だった。その時点で残っているからこそ、予約を受けたのではなかったのか。
リラクゼーションルームは、一般階のスタンダードダブルの一部に、マッサージチェア、空気清浄機、空気をリフレッシュする効果の高い観葉植物を導入したタイプで、チェックイン時に空きがあれば、スタンダードルームの料金にプラス1,200円で変更することも可能だとのこと。フロントにも案内を置き、積極的にPRしているところを見ると、予約してあった分まで、売り切ってしまったのかもしれない。いつもなら、会員特典でエグゼクティブルームに宿泊するが、新タイプに興味があったので、あえてグレードの低い部屋を予約したのだが、それ以下にされるのは困る。 フロントに予約した部屋と違うと指摘すると、随分待たされた後に、新しい客室の鍵を持ったベルボーイがやってきた。手違いがあったのなら、こういう時こそ、マネージャー自ら出向いて、きちんと詫びてから、自ら案内をするべきだと思う。それでまたマイナスポイントが積算された。次の客室にも問題があり、結局スイートに案内されたのは、午前1時近くなってからだった。リラクゼーションルームのアイテムは、清掃をしていないチェックアウト済みの客室から運んでもらった。マッサージチェアは、特段驚くようなことはなかったが、最近の空気清浄機はなかなか性能がよく、室内の空気が違っているのが、はっきりと実感できる。これは買いだ。 バスルームは昨年の改装で快適そうになったが、ガラスの扉からベイシンの方へ水が溢れやすい。バスタブは湯を溢れさせられるタイプだが、ザバーっと気持ちよく浸かろうものなら、ベイシンまで大洪水になるだろう。段差がないのは結構だが、扉が狭すぎるし、バスタブの縁は分厚いしと、バリアフリーにはなっていないなど、なにもかも中途半端な印象。スイートながら、アメニティにも個性がない。ルームサービスのサンドイッチはまずかったが、カラアゲはおいしかった。 |
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[京王プラザホテル] |
Y.K.