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ハイアットリージェンシー東京 Atrium Suite  
Hyatt Regency Tokyo 2010.12.20(月)
東京都新宿区 喜-3

ベイシンとベッドルーム

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窓の少ないスイート


クリスマスがいよいよ近づき、ホテルは一年で最も華やかなシーズンを迎えている。ハイアットリージェンシー東京のロビーには、素朴ながら心温まるクリスマスディスプレイが施され、行き交う人々を和ませる。

クリスマスデコレーション

壮麗なシャンデリアの下には、四角錘型のメインツリーと4つのミニツリーが、クリスマスツリー群を形成。屋内にありながら、古城を囲む古典的な庭にいるかのようだ。

ロビー

そんな一夜に用意された客室は、このアトリウム空間に面した広いバルコニーを持つアトリウムスイート。その独特のレイアウトが生み出す居心地は、他ではなかなか体験できないが、改装により一層魅力を増したと聞き、再度の利用を楽しみにしていた。

エントランス

エントランスドアは廊下から奥まったところにあり、廊下とドアの間は客室占有面積ではないが、実質このスイートを専用廊下である。リージェンシークラブフロアのうち、この向きにある客室はアトリウムスイートのみ。

ホワイエ

入口ドアを入るとホワイエがあり、その先には長い廊下が延びている。廊下の片側壁面にはアートワークが掛かり、天井の縁には間接照明が施されている。アートワークがあるのと反対側の壁面はクローゼットとベッドルームの扉がある。クローゼットは廊下側にもベッドルーム側にも扉があり、両側から出し入れが可能。

廊下

廊下を進むとリビングルームに通じる。リビングルームは三角形に近い形状をしており、自然素材を多用し、伝統美を感じさせるインテリアが光る。大型デスクの脇は、このスイート唯一の外向き窓。この窓自体は小さくないが、リビングの壁面が多いため、相対的にごく小さいように見える。

リビング

大きなデスクは、ワークスペースとしてもダイニングとしても活用できるデザイン。イスは向き合うようにセットされており、いずれにもキャスターはなく、背もたれも低い。照明はボックス型のペンダント。

リビング

テレビは壁面に取り付けられており、両サイドにはBOSEのスピーカーを備える。ソファからはやや距離と角度があるが、見にくいというほどではない。

リビング

ソファセットはアトリウムに面したバルコニーの窓を背にして置かれている。たくさんのクッションを添え、くつろぎ感のある雰囲気。同ファブリックを用いたスツールもある。

バルコニー

バルコニーには客室と同じカーペットが敷かれている。シャンデリアやロビーを見下ろすバルコニーをプライベートに使えるのは興味深いが、バルコニーにはイスやテーブルなどは一切なく、ここで過ごすようにはなっていない。室内の空気に飽きた時、ちょっと気分転換に出るという感じだろうか。

バルコニーからの眺め

ひとつ困惑するのは、バルコニー側の窓に設けられたブラインドでは、完全な目隠しが出来ないという点。閉めた状態でも、室内に人影があるのが廊下から丸見えである。何をしているのかがわかったり、人の顔が認識できるほどではないが、落ち着かないと感じるかもしれない。

ミニバー

ミニバーは木目の壁部分を引き出すと現れる造り。エスプレッソマシンも常備されている。

ウェルカムアメニティ

スイートのウェルカムアメニティは、フルーツ盛り合わせと赤ワイン。なかなか豪勢だ。

ベッドルーム

ベッドルームへは、廊下から直接入るか、リビングからバスルームを経由して入るかの二通りの経路がある。ベッドルームとバスルームの間にある壁は石張りで、一部ガラス張りの所からはバスルーム内が見えるようになっている。ベッドルームに窓はない。

ベッドルーム

ベッドは140センチ幅が2台並ぶ。ダウンライトや古い木材を活用した間接照明により、ベッドルーム全体は明るい印象だ。

ベッドルーム

ベッドルームのテレビは、バスルーム側の石張り壁に設けられたラックに載っている。バスルームが見えるガラス部分は、ロールスクリーンで閉じることもできる。

バスルーム

ベッドルームテレビの背面に位置するベイシンはシングル。ボウル型のベイシンが、天然石のカウンター中央に載っている。

バスルーム

ベイシンカウンターの下には、アメニティやタオルが置かれた引き出し式のラックがある。床も石だが、ビニールコーティングが施されているため、リノリウム床のように見える。

バスルーム

バスタブは9階スイート同様にコクーン型。たっぷりと張った湯に浮かぶようにして浸かると、不思議な感覚が味わえる。照明は調光可能。

バスルーム

バスタブ脇はハンドシャワーとレインシャワーを設置したシャワースペース。木製の腰かけも用意されている。

バスアメニティ

バスアメニティはナチュラル素材で作られたREN。泡立ちは穏やかだが、使い心地や香りはいい。

トイレ

トイレは1か所。ベイシンの背後に個室として用意されている。

アトリウムスイートの面積は80平米とされているが、これはバルコニーを含まない広さだと思われる。ユニークなフロアプランにより、実際にはもっと広く感じられることもあり、予想以上に快適だった。

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ハイアット リージェンシー 東京

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