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ハイアットリージェンシー東京 Regency Club Room  
Hyatt Regency Tokyo 2010.07.26(月)
東京都新宿区 楽-4

シャンデリアのアップ

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38,600×3の輝き


ハイアットリージェンシー東京のロビーを華やかに彩る3基の大シャンデリアは、このホテルの象徴でもあり、開業以来ずっと、訪れる人々を迎えてきた。

無数のクリスタルと精巧な金属細工で組み上げられたシャンデリアをいつも美しい状態に保つのは、それだけでも大変な作業だと推察されるが、今回は、滞在中にその現場をまのあたりにすることができた。

下ろされたシャンデリア

いつもはシャンデリアの下にもイスなどが置かれているが、それらをすべて移動し、大理石の床にブルーシートを敷き、さらに作業区域をボードで仕切るなど、かなり大がかりな準備が行われていた。

下ろされたシャンデリア

シャンデリアは床面近くまで下ろされ、それぞれをビニールで覆い、慎重にメンテナンス作業が進められる。下がった状態でも、シャンデリアの上部までは2フロア分以上の高さがあり、脇には工事用の足場を組んでいる。そこにヘルメットをかぶり作業服を着た男たちが登って、手入れをしていくようだ。クリスタルシャンデリアと作業服の男。一見、似つかわしくないものの接点というシチュエーションもまた、ある意味、アートな感じである。

シャンデリアの滑車

ロビー階からだと、衝立で中の様子はよく見えないが、3階の踊り場や、クラブフロアの廊下から見下ろすと、つぶさに見ることができる。吊り下げ部分はどうなっているのかと思ったら、滑車により上下するようになっていた。

シャンデリアのアップ

また、ふだんの状態だとディティールまではなかなか見えなかったが、近くで見ると、実に精妙にできていることがわかる。実は、衝立にも数か所の覘き穴が設けられており、そこから見ると、手に取るような近さなのだ。

シャンデリアのアップ

メンテナンスは5日間に及び、清掃や電球交換、点検などが行われる。掲示してあるデータによると、シャンデリアは1基につき、高さ8メートル、幅4メートル、重さは2.2トン。185の電球によって、38,600個ものオーストリア製ストラスビーズを照らし出しているという。実に壮麗な調度品だ。

クラブルーム

宿泊の方は、いつも通りのクラブルーム。清掃も行き届き、総じて快適だった。レストランは「カフェ」「トロワグロ」「佳香」を利用した。「トロワグロ」は特出して素晴らしい。また、「佳香」のランチにある千歳膳は、そばと天ぷらの軽いセットで、さっぱりと食べたい時にいいと思った。

「佳香」のランチ

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ハイアット リージェンシー 東京

このホテルに関する過去のレビュー

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