ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ Club InterContinental Deluxe Bay View Room
InterContinental Tokyo Bay
2009.06.07(日)
東京都港区
楽-3

メインエントランス
 
気分はハワイアン コンラッドからインターコンチネンタルに来るとグレード感やスケール感の違いにガッカリするかと思いきや、こちらはこちらで悪くない。最近見かけなかった開業当時からいる「永遠のドアマン」が出迎え、まるで30年行方不明だった肉親に出会ったかのような劇的な反応を見せてくれたことで、彼がいる限り、このホテルも愛用し続けなければという思いがわき上がった。

クラブラウンジでのチェックインはスムーズに行われ、客室はビューバスのある4番タイプが用意された。荷物を置いてすぐにランチ。「エイジアンテーブル」を閉店して、改装オープンした焼き肉「トラジ イルシム」を初めて利用してみた。焼き肉店ができたら、3階のフロア中が煙くさくなるのではないかと心配したが、最新型のロースターは大したもので、店外はもちろんのこと、店内にも、焼き肉のにおいはほとんど残っていない。

テーブルは半個室状に仕切られており、プライベート感覚が気軽に味わえる造り。ランチタイムには千円台のお手軽メニューが揃う他、2,500円、3,500円の焼き肉会席が用意される。今回は3,500円の新羅昼会席を注文した。スタッフは若い韓国人女性が多いが、日本語が堪能でサービスにも不足はなかった。テーブルで自ら焼いて食べるのも、たまには楽しいもの。帰り際にはスタッフが店先まで見送ってくれることも好感を持てた。

夕食はいつもの「C4U」。ちょうどハワイアンのプロモーションを開催中で、店先にはハワイ風の装飾を施し、スペシャルメニューを取りそろえていた。料理の味はファストフード的だが、見た目の楽しさが光っており、ハワイ気分は十分に満喫できた。

翌朝のクラブラウンジでの朝食は感心しなかった。やや出遅れて午前8時に向かったが、すでに食べ散らかされた状態になっており、メンテナンスもされないままだった。これでは食事どころではないので、係に申し出て「プルーベランダ」の朝食クーポンを発行してもらった。「ブルーベランダ」もまた混雑していたが、クラブラウンジよりは格段にいい状態だった。品数も多く、たまにはこうして違う店で楽しむのもいい。

気になったのは、コーヒーデカンタの扱い。手の長いスタッフが、デカンタを振りながら大股で歩くと、まるで類人猿のように見える。せっかくいい仕事ぶりをしているのに、それで台無しだ。加えて、洋食店では客の口に入るものを腰より低い位置に持っていくのはタブーである。見た目にも美しい仕事を心がけてほしい。

 
窓際からテレビ方向を見る 窓際からベッドを見る

ベイシン バスタブ シャワーブース

ハワイアンプロモーションのディスプレイ 「C4U」店内 ハワイアンスムージー

ハワイアンサラダ ハワイアン魚介類 ハワイアンデザート

 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ(公式サイト)
 以前のレビューはこちら→ 950909 950921 960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020413 020617 020710 030824 030831 030902 031005 031109 031201 031214 040104 040118 040307 040325 040704 050418 050426 050726 051219 061023 070122 070507 071216 080305 080411 090121 090125 090208


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