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2003年9月2日

ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room
喜-3 また来よう
日没直後の客室
今回ので滞在は、到着から出発までとても快適に過ごせ、前回投げかけた不満や疑問はほぼクリアされていた。ただ、みんなが努めて一生懸命になっている印象があり、思い通りに振舞っているのはなく、担任の先生に叱られた生徒が、一時的によい子になっているようでもあった。それでも、清潔なユニホームを身に付け、溌剌とサービスする若いバトラーたちを見るのは、気持ちの良いものだ。サービス中、背伸びをすることはないが、適度な緊張感は持ち続けたほうがいい。

また、クラブフロアのゲストは、いろいろなホテルに泊まり慣れている人が多く、黙っていても、心の中では他のホテルと比べている。よそのホテルを気にする必要はないが、自分たちの実力とサービス内容を、客観的に検証できるセンスを身に付けることは大切だ。そして、せっかくのサービスにもスパイスが必要なことを学んで欲しい。真面目一辺倒ですべきことをしていても、最初は感心されるが、すぐに慣れられてしまう。ゲストの個性や気分にあわせて、時にはユーモアを交えたり、気持ちの注ぎ方を加減したりと、フレキシブルな演出力を身に付けると、サービスはもっと楽しくなるはずだ。

ラウンジはカクテルアワーには空席が目立ったが、朝食は混み合っていた。バトラーが気を利かせて、お気に入りのマロンデニッシュをふたつ取って置いてくれた。ブッフェ台から料理を取っているうちに、皿に載せられたマロンディッシュがテーブルに運ばれていたのは、とてもうれしかった。

夜は気分転換に、室内のビデオオンディマンドで「ボーンアイデンティティ」を鑑賞。ピアノの練習をしたいと申し出ると、空いている宴会場をアレンジしてくれ、大変助かった。チェックアウト時も、玄関まで見送ってくれ、ぜひまた利用したいと強く思いながらホテルを後にした。この「また来よう」という強い感覚は、よくありそうでいて、なかなか感じられるものではない。実際、本年はまだ2〜3度しか感じていない。そして、「また来よう」と思ったゲストは、必ずここに戻ってくる。

ロビーのシャンデリア レプリカのマントルピースを囲むロビーのソファ

正面玄関を入ったところ ロビーにはいろいろな椅子が置かれている

ロビーラウンジはなくすべて無料で使える椅子テーブル 宴会場ホワイエの椅子も洒落ている

[ホテルインターコンチネンタル東京ベイ] 960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020417 020710 030824 030831

Y.K.