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2003年8月24日

ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room
哀-2 身なり
エントランス前にはためく旗
ついこないだ新しくなったと思った寝具のカバーがまた変わった。これまでは薄緑色だったが、今度は真っ白。よく見るとストライプになっていて、右下の方にはロゴが浮かび上がっている。クッションをなくし、同じ生地で作ったピローケースをかぶせた枕をふたつならべている。かっちりとベッドメイクしてあるが、実際の肌触りは柔らかく、清潔感にも優れている。しかし、このホテルのインテリアには、真っ白なよりも、やや色味のある生地の方が似合うように思う。

インターネット接続用の器機も新しくなった。デスクの上には、手持ちのコンピュータに直接つなげるLANケーブルと、ダイヤルアップ用のモジュラーケーブルが装備された機械が置いてある。そこにはノートパソコンに電気を供給する電源も備わり、より容易にパソコンが使える環境が整った。ただ、料金は24時間で1890円と高額なのが残念。一般客室は有料でも、エグゼクティブフロアなどの特別客室は無料とするホテルが多くなる一方なのに、これほどに強気というのは不思議だ。LANと駐車場だけで3390円が加算されるとなると、それだけでも他のホテルを選択する理由になってしまうかもしれない。

バスルームのアメニティも変わりつつある。ニナリッチのアメニティを揃えていた開業当時と比べると、ファーストクラスからエコノミークラスに落ちたといえるほど格下げされた。ソリッドソープは廃止され、大型ボトルのリキッドソープになり、シャワーキャップ、爪やすり、洗濯用粉石鹸など、使用頻度の低いアイテムも廃止された。逆に、物を置くスペースに乏しいシャワーブース内には、ステンレス製のラックが設けられたが、床に直接置いてるのが少々気になるところだ。

それにしても、東京ベイ、ヨコハマともに、なぜタオルのラックがトイレの真上にあるのだろかと、開業当時から不思議に思っていた。ベイシンで手を濡らし、トイレの向こうに手を伸ばしてタオルを取るのは面倒くさいし、床に水がたれてしまう。棚の上にあるバスタオルを取ろうとして、トイレの上に落としてしまうこともある。特に背の低い人にとっては、かなり不便な場所ではないだろうか。

20階にあるクラブラウンジにもちょっとした変化があった。席数は同じだが、ソファの一部を取り払い、2名ごとに掛けられ、食事にも使いやすいよう、肘掛け椅子と高めのテーブルに入れ替えた。それにより、くつろいだ雰囲気だったラウンジは、雑然とした待合室のようになってしまった。レイアウトや備品のわずかな差で、こうも雰囲気が変わるとは驚きだった。また、サービスに当たるバトラーと呼ばれるウェイターたちの制服の汚いこと。身なりは相手に対する気持ちの表れと受け取られることを知ってか知らずか、いずれにしてもだらしないことこの上ない。「おかわりはもう結構ですか?」など、謎めいた言葉づかいも気になった。

デラックスルームの室内 出窓になっているのでワイドな景色が楽しめる

大きなソファ 端正にベッドメイクされている

ウィダーインゼリーなどユニークなアイテムが揃う冷蔵庫 新しいインターネット接続

いつも室内に美しいバラがある ナイトテーブルの操作盤

ベイシントップは黒い石 深いバスタブ

[ホテルインターコンチネンタル東京ベイ]960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020417 020710

Y.K.