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2002年7月10日

ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room
怒-3 クラブラウンジにて
レインボーブリッジと客船
20階に位置するクラブラウンジでは、ベイビューの開けた景観とともに、朝食からカクテルアワーまで、各種サービスを楽しむことが出来る。ゆったりとしたソファや、窓際のロマンティックなテーブルなど、思い思いの時間を過ごせるよう、落ち着いた雰囲気にしつらえてある。座席数は30席足らずと、クラブフロアの総客室約80室に対して十分とは言えず、時間帯によっては満席の状態が長く続くこともある。

特にカクテルアワーは、オードブルやライトスナックも充実しているだけでなく、セルフサービスが主流になりつつあるアルコール類のサービスも、さながらバーラウンジのようにバトラーがしてくれるので、つい長居をしたくなってしまうのもうなずける。混雑する夜とはうってかわって、昼下がりは利用客も少なく、のんびりと雑誌を読んだりするのに最適だ。

ところが、ここ最近、ラウンジの雰囲気が悪くなった。サービスの低下を言っているのではない。ゲストのマナーの問題だ。このホテルのクラブフロアには、リピーターが多い。ほとんど住んでいるというゲストも多くいて、当然スタッフとも馴染みになっているから、したい放題なのだ。昼からアルコールを浴びるように飲んで、大声でしゃべりまくっている。携帯電話での会話もかなりの大声だ。タバコの量も並ではなく、奥の禁煙セクションにいても煙が漂ってきて、新幹線の喫煙車両顔負けにラウンジ中が煙くてたまらない。それは明らかに度を越した状態だったが、スタッフたちにしても大事なお得意様に注意をする勇気はないだろう。

しかし、こんな雀荘みたいなラウンジを見てしまったら、次回は他のホテルを選ぼうと感じるゲストも少なくないはずだ。この事態にどう対処するのか、ホテル側も頭の痛いところだろうが、なんとかしてもらいたいものだ。それにしても、こんな振る舞いをしていて上客といえるだろうか。馴染みの上客というものは通常店側の立場を気遣うものだ。ワガママにしているようでいて、長い目で見て店側に損をさせるようなことは決してしない。他の客に迷惑をかけるようでは、どんなに散財してくれる客でも、上客とはいえないのではないだろうか。とりあえず、ラウンジに空気清浄器を設置してほしい。

気分を悪くしながらラウンジを後にしようとした時、エレベータホールでひとりのバトラーに会った。彼は唯一開業当時から残っているバトラーだ。勤続が長いにもかかわらず、ちっとも昇進しない。気取ったところが微塵もなく、気品があるかと言えばそうでもないのだが、彼の仕事振りはいつでも信頼に値する。襟を正すべき時は正し、親しみを感じさせる時はなんとも楽しげに振舞う様子からは、屈託のない人柄がにじみ出ている。少々ピリピリした気分の時でも、彼と顔をあわせるだけで、自分の気持ちの中からトゲが消えてゆくから不思議。ここで彼に会わなかったら、このホテルを今日限り見切っていたかもしれない。

デスクは窓際かつベッドサイド ベッド

バスタブからの昼の眺望 3Fロビー

3Fから宴会場へのエスカレータ 1Fから3Fへのエスカレータ

2002年7月10日 夜
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ 「ブルーベランダ」
楽-2 アフター8
店に入ったのが夜8時過ぎだった。8時を回るとブッフェが割引になりお得ですよと勧められ、それに従うことにした。2,600円で通常と同じ内容のものを食べられるので、確かにトクだった。オードブルは大皿から取り分けるものは少なく、それぞれ個別に盛り付けられた小皿が、見た目にも楽しげに並べられている。しかし、時間がたって表面が乾いていしまっているものが多かった。グリル料理も並んでいるものは冷めていてカラカラ。そんな時は遠慮なく温かいものをリクエストして、新しくこしらえてもらうが勝ちだ。デザートも豊富で十分に楽しめる。

[ホテルインターコンチネンタル東京ベイ]
960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821
010915 020108 020417

Y.K.