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2003年10月5日

ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room
楽-5 永遠のドアマン
往来する車の整理に追われているドアマンが、こちらに気付いて表情を緩ませる時こそが、このホテルとの長い付き合いを実感し、今日もここへ来てよかったと思う瞬間だ。ドアマンたちは揃いも揃って優秀で、見覚えのない顔のドアマンでも、きちんとこちらを認識していることが多い。よいチームとして機能しているからこそだろう。さらに驚いたことに、先月に苦情を言ったことが、ドアマンの耳にまでしっかりと届いており、親しみを込めた調子で、本当に申し訳なかった、恥ずかしい限りだと詫びてくれた。すでに憤りは去っていたが、彼の口添えがあって、なお一層印象はよくなり、このホテルに対して以前よりも増して信頼を置くようになった。彼らの天然の明るさとバイタリティは、このホテルの救世主的な存在だ。

そのチームの中でもとりわけ感じがよいのは、開業以来ずっとこのホテルの入口を守り続けている青年だ。当時二十歳そこそこだったにもかかわらず、彼は人との強い親和性を武器に、このホテルを訪れる多くの人たちの信頼をすでに勝ち取っていた。彼からにじみ出る体育会系の雰囲気は、ホテルのエレガントはファサードとは若干異なってはいるが、真摯な仕事振りが雰囲気よりも大切なものがあることを物語っていた。制服を脱げばどこにでもいるような青年にも、他の人が真似をすることのできない才能が宿っているといういい例だ。

きっと直ぐにでも昇進してゆくだろうと思っていたが、彼もまた永遠のドアマンを続けている。なぜ?と尋ねると、自分はここが好きだから、ここから動きたくないと満足げに語っていた。到着時の第一印象に命を賭けてます!と言う感じのパワーが何とも頼もしい。いつも入口での短いすれ違いの中でしか対話できないが、彼の作る空気はいつまでも余韻を残す。

この日は入口を通過した後も、総じて快適なステイだった。クリーニングは前回の仕上がりがよくなかったからと無料に。「ブルーベランダ」で注文したミックスサンドも美味しかった。チェックインの際、今度新しくクラブフロアを見ることになったマネージャーから挨拶があった。今回は結局クラブラウンジには一度もいかず終い。いつもどおりの一日だが、とても気分よく過ごすことができた。

[ホテルインターコンチネンタル東京ベイ] 960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020417 020710 030824 030831 030902

Y.K.