日当たり良好
2007.12.16(日)
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room
InterContinental Tokyo Bay
喜-4

日光を浴びながらの入浴が楽しめる 久しぶりのインターコン東京ベイ。クリスマスシーズンらしい華やかな電飾が施された車寄せに到着すると、顔馴染みのドアマンが飛び寄って来た。「お久しぶりです!」と満面の笑顔を向け、大歓迎してくれた。まるで地獄から奇跡の生還を果たした冒険者を迎えるように。彼の表情にはウソがない。本当に再訪を喜んでくれているのだ。数ヶ月とはいえ、このホテルに滞在できなかったことをすぐさま後悔した。

ロビーもクリスマス一色だ。今年はクラシカルで落ち着いた装飾が流行しているのだろうか。オーソドックスな豆電球の電飾や、赤や金のリボンとオーナメントは、ファミリーで過ごす温かなクリスマスを彷彿とさせる。チェックインはいつも通り大変スムーズだった。

今回用意された客室は、ビューバスの付いたデラックスツインルーム。最高級スイートを除けば、バスルームに窓の付いた唯一のツインカテゴリーである。各階の04番がこれに相当し、うちクラブフロアは20階から22階までの3室しかない。そのため人気が高く、なかなかアサインされることのない部屋だ。ダブルの場合は01番と21番がビューバスなので、合計8室の用意がある。

さて、久しぶりの04番の室内だが、特に変わった様子はない。かつては気に入って繰り返しリクエストしていたので、何度となく利用し続けて、いささか飽きてしまった時期もあった。だが、改めて使ってみると、その心地よさが再発見できた。前室風のエリアにはクローゼットとコンソールが設置されており、客室入口を開けても、直接居室の様子が見えにくくなっているのがいい。少なくともベッドはまったく見えない。

居室には120センチ幅のベッドが十分な間隔をあけて置かれている。マットレスはシモンズで、肌触りのいいベッドリネンだ。ベッドに並んでライティングデスクがあり、卓上のバラの一輪挿しは健在。一輪の花が室内に生命力を与えてくれる。02番、03番のデラックスルームには2人掛けのソファがあるが、ここにはない。その代わり、スーペリアルームと同じアームチェアが、小さなコーヒーテーブルを挟んで直角に置かれている。アーモアもスーペリアルームと同等だ。

バスルームの窓からも東京ベイの景観が広がり、レインボーブリッジや行き交う船を見ながらの入浴を楽しむことができる。だが、バスルーム全体の広さはスーペリアルームよりも若干狭い上に、レイアウトがあまりよくない。特にベイシントップが狭く、持ち込んだ自分のアイテムを並べる場所がほとんどないので、壁を活用して棚を設けて欲しいものだ。それでも、大きくて深いベイシン、そして同様に大きくて深いバスタブは、とてもありがたい。

ただ、日中のバスルーム内は、あまりの日当たりのよさで、サウナのような蒸し暑さになる。眺めに見とれて長湯をすると、のぼせてしまうかもしれないので注意が必要だ。

 
居室も広々としている 窓側から入り口方向を見る 扉の向こうはバスルーム

入口を入ったところ たっぷりとした収納スペース ベッドから窓の方を見る

夜のバスルーム シャワーブース付き ベイシンの周辺は狭い

ライトアップされたレインボーブリッジ サンライズ ベイエリアの景観

クラブラウンジ 外観 「C4U」のストロベリーサンデー

ロビーのアーチ天井は金箔張り シャンデリアのあるロビー クリスマスツリーも上品だ

 
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ 960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020413 020617 020710 030824 030831 030902 031005 031109 031201 031214 040104 040118 040307 040325 040704 050418 050726 051219 061023 070122 070507


公開中リスト | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 |
| ホテル別リスト | レストラン別リスト | 「楽5」「喜5」ベストコレクション |