ありもしない窓清掃の予告
2007.11.23(金)
ハイアットリージェンシー東京 Regency Club Room
Hyatt Regency Tokyo
哀-1

公園を望む窓 ハイアットリージェンシー東京のチェックインタイムは13時。予約時には13時に到着する旨を伝えてあった。だが、実際に13時に到着した際には部屋が仕上がっていなかった。時間を無駄にして欲しくないと思いつつも、低姿勢を貫く係を責めるのは、もっと気が乗らなかった。部屋がいつ仕上がるかを調べるのに10分欲しいというので、係が提案した通り、とりあえずクラブラウンジで待つことになった。

10分後にやってきた係が言うには、条件のあまりよくない部屋(同じカテゴリーながら少し狭くなっているハズレ部屋)ならすぐに用意できるが、そうでない部屋ならば、これから清掃に入るので1時間欲しいとのことだった。ランチがまだだったので、狭い部屋に慌てて収まるよりかは、1時間待って普通の部屋に落ち着く方を選び、その間、食事に出ることにした。

ヒルトンで食事をして戻ると部屋は仕上がっていた。リージェンシーになってから、レギュラータイプのクラブルームを利用するのは初めてのこと。内装はまったく変わっていないが、新調された備品がたくさんある。デスク周辺では、ディレクトリー、デスクマット、メモ用紙、便箋、封筒など、いずれもエレファントグレーで統一され、デザインもハイセンスになった。だが、封筒は洒落ているのはいいけれど、定形外サイズなので80円で郵送できないのが難点。郵送する場合は、別途、定型封筒をもらった方がいい。また、茶器やミニバーのトレーなど、小物類のデザインが新しくなるだけで、かなり雰囲気が変わることが実感できる。

バスルームではアメニティやタオル類が一新。タオルはふかふかのものになったが、用意される数は減った。そのくせ今でもターンダウンをしないので、毎度タオルの追加を頼まなければならず、面倒だ。アメニティもアイテムは減少したし、ドライヤーは今でも古いまま。見た目だけで中身の伴わないところが、いかにもハイアットらしい。そんな上辺だけ改めないで、名実ともにグレードアップしたと感じさせてくれなければ、最近の値上げを説得することはできない。実際、なんで高くなったのか、利用してもまったく理解できなかった。

また、「窓の外側を掃除するので、プライバシーのためにカーテンを閉じておくように」という内容の案内が、これまでも常に置かれていて不審に思っていたが、それも新調して今なお常に置いてある。案内は毎回目にするが、一度も窓清掃に出会ったことがない。本当に窓掃除の予定がある時にだけ置くようにしなければ、狼少年ではないか。

 

上品なインテリアの室内 窓際のソファ 窓際からベッドを見る

バゲージ台とクローゼット ベッドからデスクを見る 新しい備品はエレファントグレー

バスルーム バスローブが掛かる扉 アメニティ

ラウンジから見た都庁 アシスタントマネジャーデスク ロビーのオブジェ

クラブラウンジ クラブラウンジ クラブラウンジのフードカウンター

 
ハイアットリージェンシー東京 950303 970823 990911 991113 000618 000725 001102 010212 021028 031110 040225 040923 050305 050416 050513 051202 060423 060508 060521 060807 060927 061020 061102 070102 070305 070505 071007


公開中リスト | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 |
| ホテル別リスト | レストラン別リスト | 「楽5」「喜5」ベストコレクション |