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2004.02.25.(水)

センチュリーハイアット東京 Budget Room
Century Hyatt Tokyo
喜-1 前向きなサービスと横向きテレビ
石造りを象徴する彫り
気持ちのよいサービスに更に磨きがかかった。出会うスタッフのすべてが快活で親切だった。常に前向きな姿勢でサービスにのぞめば、それだけでも十分に苦情が発生しにくい雰囲気が出来上がり、結果的には労力の浪費を大きく抑えることにつながるはずだ。ゲストはテンポよく十分なサービスを受けていれば、多少のことがあっても耐えるのだが、感じの悪い態度に接すると、この不快感をいつぶつけてやろうかと、無意識のうちに身構えるようになるものだ。

客室への案内を辞退して向かった客室は、廊下の突き当たり近くに位置するシングルルームだ。長く愛用しているこのホテルで、初めて予約したシングルルームだった。シングルは基本的に2種類あるようだが、今回はバジェットルームと呼ばれる広いタイプ。24平米であるが、幅が狭くて奥行きがあるので、やや窮屈な印象があった。

部屋に入って奥に進むと、片方の壁には何もなく、実にすっきりしていることがわかる。居室にはベッドと窓を向いたデスク、テレビが載ったチェストにスタンドと、最低限の設備にとどめた。椅子はデスクに添えられたものひとつきりだが、しっかりとした大型のもの。チェックインした時は、ベッドスプレッドが半分まではがされた格好だったが、中途半端だったので自分で一度きちんとベッドメイクしてみた。いつもは見かけるクッションがこの客室にはなかった。

ベッドの脇には小さなクローゼットがある。テレビもすぐ脇にあるのだが、ベッドに横たわると完全に横目で見る体制なので、すぐさま首が痛くなってしまうのと、ベッド正面には飾り気のない一面の壁が見えるだけというのがマイナスの印象。

バスルームは標準客室のものと同等に見えた。メンバー用に追加のタオルやアメニティ、フットマットとバスローブを係が運んできた。バスルームも十分に清潔だが、湯量の調節が難しいバスタブのカランなども改装の対象になるだろう。改装といえば、このホテルもリージェンシークラブフロアとスイートからいよいよ改装に着手する。出来上がりが楽しみだ。

ゴールドパスポートメンバー向けの朝食は「イッツオンミー」にてサービスされる。数種のパンとコーヒー紅茶のみの簡単な朝食だが、若い外国人が多数集まり、外国にいるような雰囲気が味わえて面白い。店内はパブ風でディスプレイではBBCニュースを流してる。パソコンも備えられ、自由に利用できるようだ。カウンターに用意されたトレーを使って、コーヒーやパンを自分の客室に持ち帰って楽しむゲストも多い。

160センチ幅のベッドが一台 窓に向いたデスクとすぐ脇のテレビ

ベイシンとトイレ バスルームは白いタイル

ホテルの脇にはパンジーの花壇 青空に映えるホテル棟

[センチュリーハイアット東京] 950303 970823 990911 991113 000618 000725 001102 010212 021028 031110

Y.K.