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2004.09.23.(木)

センチュリーハイアット東京 Guest Room
Century Hyatt Tokyo
喜-1 ヴィーナス
ベッドサイドからデスクを見る
センチュリーハイアットは来年で開業25周年を迎えるという。1980年、まだホテルに若者が自ら足を運ぶなんてよほどの物好きだと思われていた時代にオープンしたセンチュリーハイアットは、それまでのホテルにはなかったやさしいエレガンスを放ち、世の若い女性を惹きつけ、ホテルライフを一気に身近にした。シルクのドレスを思わせる艶やかな初代客室デザインは、時代とともに変化してきたが、ため息の出るような美しいシャンデリアは今日も燦然と輝き、サービスは日ごとに磨きが掛かっている。センチュリーハイアットは永遠なるヴィーナスだ。

すでに老舗の仲間入りをしたこのホテルも、2008年までの長い年月をかけて大改装を行う計画だそうだ。現在はスイートフロアとリージェンシークラブフロアの一部の改装に着手しているが、空調設備などを含めたかなり抜本的な工事を行うため、完成にはかなりの時間を要するらしい。ハイアットらしいモダンな空間に生まれ変わるとのことだが、カッコよさばかりでなく、時代に流されない普遍的な美を練りこんだデザインを保って欲しいものだ。

今回はゲストルームに1泊した。キングサイズベッド1台と、デスク、テレビキャビネット、コーヒーテーブルにアームチェアというシンプルな設えだが、一人利用には申し分のない、必要にして十分の機能的な客室だ。ただ、ベッドスプレッドがかなり汚れており、もう少し頻繁にクリーニングするか、はたまた思い切ってはじめからはずしてしまってもいいように思う。寝具は白いデュベカバーで仕上げてあり、この室内インテリアにはベッドスプレッドは効果的だが、清潔感より優先するものではない。

エレガントな室内 スタンドの存在がアクセントに

ロビー 正面玄関の花はライトアップされて幻想的

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[センチュリーハイアット東京] 950303 970823 990911 991113 000618 000725 001102 010212 021028 031110 040225

Y.K.