アンラッキー |
2006.08.15(火)
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東京全日空ホテル Executive Superior Room | |
ANA Hotel Tokyo |
哀-3
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朝からツイていない。目の前で電車に行かれたり、タクシー運転手に道を間違えられたり、つまらないことだが、重なると気が滅入ってくる。東京全日空ホテルには早めに到着したが、昼食がまだだったので、「シャンパンバー」でウィークリーランチを注文した。ペンネボロネーズ、カレーコロッケ、タマゴスープ、サラダ、パン、カットフルーツがワンプレートに盛られている。これで1,386円と手頃なので、いつも混雑している。だが、スタッフの数は少なく、見るからに大変そうで気の毒だ。
ウィークリーランチには飲み物は付いていないので、別にアイスコーヒーを注文した。食後にデザートと一緒に持ってきてもらいたかったのだが、テーブルを担当した係は先に運んできてこう言った。「先でよろしかったでしょうか。」 もう持ってきているのに「よろしくありません」と言うのも面倒だし、「はい」とウソをついてしまった。食事が済んだ頃には、店内も空席が多くなってきた。そろそろデザートを持ってきて欲しいと思って待っていたが、一向に来なかった。もしかすると、メニューが変更になって、デザートは含まれなくなったのかもしれない。もういいやと諦めて会計に立った。キャッシャーでデザートについて尋ねてみると、ケーキが付くことになっているとのこと。「すぐに用意します」と言われたが、断って店を出た。やっぱり今日はツイていない。 エグゼクティブメンバーカウンターでチェックイン。パーソナルなサービスは、とてもいい印象だった。客室は、34階のエグゼクティブスーペリアルームが用意された。レイアウトに工夫が見られ、コンパクトな家具を使うことで、空間的なゆとりを確保している。だが、窓際のベンチシートは座り心地が悪く、デスクの奥行きも足りないなど、もう少し機能性を大切にして欲しかった部分が散見される。ソファではゆったりと座ってくつろぎたいし、デスクでは広々した環境で作業をしたい。 そして、今回も気になったのは清掃状況だった。カーテンは埃まみれで、照明器具やシャワーヘッド、鏡の上も、これまで一度たりとも拭いたことがないような汚れ方だった。固定家具の裏側のような死角ならば仕方がないが、毎日の清掃の際に必ず目に入る場所だけに、この状態は理解し難い。カーペットの染みの多さも限界を超えている。根本的な対策が必要だ。 バスルームはユニークなレイアウトになっている。バスタブと洗い場風シャワーブースの位置関係や、コンパクトだが石造りのベイシン、半透明のガラス張りになった壁などが特徴的だ。だが、せっかくのガラスを半透明にしてしまったのは残念。改装当時はこれでも大胆だったのかもしれないが、もし今改装するならば、間違いなく完全透明にしただろう。シャワーは多機能のタワー型だが、レインシャワー風ヘッドからの水流は焦点が定まらず、頭や体を流しにくいし、ハンドシャワーは都合のいい向きに固定することができず、結局ただ使いにくいだけの代物。実際の使い心地をきちんと検証してから、採用を決めるべきだ。 夕方から屋外プールに行った。気温が27度で水温は26度とあったが、プールの水はそれより冷たく感じられた。日が落ちると急に客が少なくなり、雰囲気もぐっと都会的になる。だが、8月も半ばになると、このプールに限らず、水質が悪くなってくる。透明度が下がり、もぐって先を見ると白濁してきているのがわかる。きれいな水を楽しむのなら、シーズンに入ってすぐの頃がいい。 プールの後は、「カスケードカフェ」で食事をした。多くの客はブッフェを楽しんでいるが、あえて軽食のアラカルトで済ませた。以前は、充実したブッフェを手頃な値段で楽しめる店として気に入っていたが、段々と値上がりして、今ではかつての1.5倍以上の値段になってしまった。少ししか食べないブッフェに6,000円も出す気にはなれない。アラカルト注文したオムライスは、値段も手頃だし、丁寧に調理されており、美味しかった。 |
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東京全日空ホテル | 980103 020216 030817 041102 040612 040821 050428 050505 050828 051227 060430 060811 |
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