コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ20052004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2005.12.27.(火)

東京全日空ホテル Upper Standard Room
ANA Hotel Tokyo
楽-2 一足早くお正月
フロントカウンター前
21時30分。タクシーで正面玄関に到着した時はドアマンが不在だった。だが、すぐに館内から駆け寄ってきて、「失礼しました。いらっしゃいませ」と声を掛け、荷物を運んでくれた。遅い時間にもかかわらず、チェックインには行列が出来ていた。カウンターを見ると、係は二人だけ。これなら行列するのも仕方あるまい。でも、係はスピーディーにテキパキと手続きを進め、あっという間に順番がやってきた。素早く手馴れた対応だが、丁寧で礼儀正しかった。ベルアテンダントも出払っていたため、フロントからは自らに荷物を持って部屋へと向かった。

今回利用したアッパーフロアスタンダードルームは、客室の中では最も初期に改装されており、改装したての頃はプレミアアッパールームと呼ばれていた。ダークブラウンの木目、浅梔子色の壁、臙脂色のデスクチェアなど、暖色系のカラーコーディネートは、改装当時は思いきった色使いに感じられたものだが、その後の改装ではブルーやホワイトなど、よりクールに、よりハッキリしたコーディネートをするようになったので、このタイプはとてもオーソドックスにすら思えるようになった。

清掃はまずまずの仕上がりだが、ガラス面や窓ガラスが汚れていた。テレビのシステムが新しくなり、リモコンも一新したが、ボリュームの調節がうまく出来ず、最小の「1」に設定してもまだうるさくて困った。以前はミニボトルだったシャンプー類が、壁掛けディスペンサーになってしまい、同時に品質まで落としてしまったことも残念だ。室内はとても静かだったが、それだけにエレベータが動くときの「ゴーッ」という音が気になった。

窓からの景観は、東京タワーや汐留方面を望む方角だった。この向きだと、いろいろなホテルが見える。すぐ下にはオークラ、その向こうにはコンラッド、パークホテル東京、プリンスパークタワーなどが建っているが、どのホテルも部屋の明かりはまばらだった。

ロビーはすでに正月の飾りつけがされていた。扇や竹、松、凧など、日本の風情がストレートにディスプレイされている。飾りつけは結構なのだが、ロビーにある滝のそばに近づくと、腐ったような臭いを放っていた。水質の問題だろうか。ロビーを演出するための滝なのに、これでは逆効果になってしまう。大掛かりな仕掛けは、メンテナンスも大変だ。

28uのツインルーム 落ち付いた色使い

ベッドは110センチ幅 壁際のソファ

ベイシントップは大理石 ベイシン脇の棚

エスカレータの正月飾り ロビーの天井からは凧

[東京全日空ホテル]
980103 020216 030817 041102 040612 040821 050428 050505 050828

Y.K.