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2003年11月2日

東京全日空ホテル Upper Floor Standard Room
哀-2 態度一転
アトリウムロビーに浮かぶようなシャンパンバー
チェックイン時、宿泊カードに記入された料金が、予約の際に確認したものと違っているような気がしたものの、カウンターでは記憶に自信がなかったので黙っていた。客室に案内された後、予約確認メールを開いて見ると、やはり料金が間違っていた。フロントに電話を入れて、その旨を伝えるが、「いいえ、間違いはありません。こちらの料金です。」と言い切り、がんとして引かない。

サービス料込みか別か程度の差だったので、もうどうでもいいやと引き下がったが、気分のよいものではなかった。しばらくして電話が鳴り、やはり間違いだったと、今度は低姿勢に出てきたが、この段ではあきれて返す言葉もなかった。何かがバレて、強硬姿勢から一転低姿勢というのは、政治や経済の世界では日常茶飯事だろうが、何もホテルがそれに習うことはなかろうにと思った。

客室はなかなか快適。前回同様、改装前のタイプを選んだ。実面積よりも広く感じられ、巧みなコーディネートは今でも十分に通用する。最近のインテリアは、どこもごちゃごちゃと物を置いているが、すっきりと余計なものがない方が開放的で過ごしやすい。

このホテルは、ビジネスセンターの各種料金がやや高めだ。PCブースは15分ごとに500円、タイプは1文字ごとに5円と細かい。実勢客室料金は決して安くないのだから、PCブースや客室LANくらい無料で開放したらいいように思う。

今回は31階の客室だったが、眼下の道路からの騒音が思いのほか大きく感じた。おそらく、目の前のアーク森ビルに反射した音が聞こえてくるのではないかと想像する。また、設備が古くなっているので、空調の作動音も気になった。チェックアウトは長い行列。手続きまで30分を要し、疲れてしまった。

今でも古さを感じさせない改装前の客室 シャープな黒に曲線を加えてエレガントに仕上げた

夕暮れに雲を透かして見える太陽 縦縞の壁紙と格子のベッドカバー

1階のエレベータホール前 アトリウムロビーの中央がラウンジ

2003年11月3日 昼
東京全日空ホテル イタリアンレストラン「ル・パティオ」
喜-2 ランチタイム
新しくなった「カスケードカフェ」に入りたかったが、順番待ちが生じており、30分程度かかるとのことだった。一応名前を告げて待つ用意をしたが、その間、上の階を一回りしてみた。すると「ル・パティオ」には列がなく、聞けばすぐに案内できるというので、「カスケードカフェ」を断り、こちらに入ることにした。

店内の中央にはトップライトがあって光がふんだんに入り、水が流れる大理石や観葉植物が生き生きと見える。屋内にいながらにして店名通り中庭のような雰囲気が味わえる。まさにランチタイムにピッタリの環境だ。サービスは溌剌として心地よかった。

ランチはサラダバーとパスタのセットが2,100円、サラダバーのみだと1,700円で利用できる。その他2,900円やそれ以上のセットも用意されている。サラダバーには、オードブル各種、温野菜(グリル・スチーム)、カットした生ハム、スモークサーモン、フライものが揃い、軽い食事には十分だ。パンやデニッシュもいろいろある。デザートは、フルーツやバナナトライフル、アイスクリームなどが並び、コーヒー付き。値段分の価値は十分に感じられた。

[東京全日空ホテル] 980103 020216 030817

Y.K.