3台のベッド
2007.05.22(火)
東京ドームホテル Triple Room
Tokyo Dome Hotel
楽-2

正規ベッドが3台並ぶ 茅ヶ崎で公演を終え、東京ドームホテルに到着したのは午後10時を過ぎていた。予約してあったのはトリプルルーム。他にシングルやツインなどにも空きがあったが、これまで利用したことのないタイプに興味があったので、あえてトリプルを予約した。

チェックイン時に禁煙室はないか尋ねてみたが、このタイプはすべて喫煙室だとのこと。それでは仕方がない。だが、部屋に入ってもタバコの臭いは気にならなかった。そして、トリプルルームはすべて低層階にあるらしい。この部屋も10階だった。9階から41階まで部屋のあるホテルでの10階は、ずいぶんと低い感じがする。

面積は33平米。標準的なツインルームと同じサイズだ。110センチ幅のベッドが3台並んでおり、3台目のベッドは窓のすぐ近くに迫っている。実際に3人で利用する時は、エキストラベッドを利用するよりも、正規ベッドが3台入っているこのタイプの方が、ハズレクジを引かされる人が出なくていいように思う。しかし、一人で泊まるのに、残り2台のベッドは意味がない。

室内の備品は概ね標準的なツインルームと同じ。アームチェア2台とテーブルは壁に沿って置かれている。ツインルームでは、テレビ台兼引き出しとライティングデスクはそれぞれ独立しているのだが、ここではスペースの都合で合体したものを使っている。質も機能も大差ないが、引き出しの収納力は合体型の方がやや劣る。バスルームはツインルームと同等で、アメニティやタオルなどが3名分用意されていることだけが相違点だ。

室内のメンテナンスはあまりよくない。稼働率が高いのか、手入れが悪いのか、客の使い方が悪いのか、あるいはそれらの混合で、もう改装秒読みの段階だ。ファブリックは色褪せと擦り切れが著しく、壁紙にも汚れや剥がれが見られる。バスルームのカビ汚れも気になった。

一方で、ランドリーはエキスプレスサービスやオーバーナイトサービスが充実していたり、ブッフェではサービス料を取らなかったり、ドレスコードに関しては「大変恐縮ですが、ご協力をお願い申し上げます」と謙虚な表現を用いているなど、好感の持てる側面も持っており、カジュアルながらも都市型ホテルの機能は網羅している。

 

部屋のほとんどをベッドが占める 窓側から入口方向を見る テレビ台とデスクは合体型

10階からの眺め ベイシン バスタブ

 
東京ドームホテル 001118 020410 040108 040408 040630 040910 050120 050616 050815 051016 060223 060620


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