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2002年4月10日 |
| 東京ドームホテル Standard Room | |
| 楽-２ 軽快なホテル | |
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| 前回スイートを利用したときには、設備もサービスも想像以上にカジュアルで、軽々しい印象が残ったが、今回スタンダードルームに宿泊してみて、このホテルの利用価値が再認識できた気がする。多くを期待せず、使いやすさやシンプルさに着目し、ネットなどを利用して格安の料金で宿泊するのなら、かなり満足度の高い滞在ができる。館内はシンプルでありながら、随所に遊びがちりばめられているし、客室もこのクラスにしてはゆとりのある広さを持っている。設備的にも、高級感はないものの、センスのよさで補っているので、十分に居心地のよい空間を実現している。
客室は大きく分けて高層階と低層階とで、設備や備品に若干の差がある。低層階はその分低料金になっており、団体客や格安プランなどの場合は、低層階の客室にアサインされることが多いようだ。標準タイプでで33平米ほどの面積があり、260センチの天井高と、大きな窓、明るい色調のインテリアが、開放的な雰囲気をつくりだし、軽快なファニチャーがすっきりとした中にも、楽しさのある空間を演出している。ベッドは110×205センチサイズ。低料金のミニバー、大型テレビなども備わる。 バスルームはアウトベイシンスタイルで、総合すると4,7平米というゆとりの面積を割いている。バスタブ脇には一部鏡をあしらい、より広々とした印象を与えているほか、アメニティも充実。客室の備品はハンガーや氷入れににいたるまで、湯のみ以外はプラスチック製というのもユニークだ。全体に清潔感があり、清掃も行き届いていた。室内は比較的静かだが、外の音は若干響いてくる。また、午前中には清掃作業に伴う慌しげな騒音が気になった。 |
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Y.K.
