夜景窓
2006.02.23(木)
東京ドームホテル Excellency Twin Room
Tokyo Dome Hotel
楽-1

夜景 チェックインの際、フロントの係が妙なことを言っていた。今回は最初からエクセレンシィツインを予約してあったのだが、手違いでデラックスダブルを予約したことになっていたらしい。更に、「禁煙のデラックスダブルが埋まってしまったので、アップグレードしてスタンダードツインを用意します」などと言う。よりカテゴリーの低い部屋にしてアップグレードって、どうなってるの?携帯の予約確認画面を係に見せてると、「それでは、40階のお部屋が用意できますので、そちらにアップグレードしますね」と言われた。予約内容に手違いがあったのはホテルの責任なのに、まるで特別な計らいをしたかのような態度を取るのは変だ。

エクセレンシィフロアでスイート以外に泊まるのは初めてだった。33平米の面積や基本的なレイアウトなどは、一般フロア高層階客室と共通しており、インテリアのテイストも似ているが、ファブリックを中心に内装がグレードアップしている。淡いグリーンの壁紙、オフホワイトのシートファブリック、そして光沢のあるストライプのベッドカバーが、エクセレンシィフロアらしさを醸している。色合いを淡く抑えシックにまとめているが、プラスチック素材や水玉のモチーフなど、東京ドームホテルらしいカジュアルでライトなニュアンスも随所に残した。天井の丸みがエレガントで、落ち着き過ぎず、浮かれ過ぎず、バランスのいい雰囲気だ。

また、一般フロア客室と最も差が感じられるのは、窓の大きさだ。よりワイドで高さもあり、東京屈指の夜景を存分に楽しめる。そして、グラス類やカップ&ソーサー、木製のハンガー、シューズボックスなど、フロア独自の備品が用意されている。デスクの脇にはインルームファックスも備えるが、これはもう時代遅れの感がある。ベッドは122センチ幅で、寝具はカバーと一体になったタイプ。デュベカバー仕上げはスイートだけらしい。

バスルームは4.8平米で、ベイシン部分まではカーペット敷き。アメニティはSOMOで揃え、男女別のコスメ、マウスウォッシュ、ミネラルウォーターもある。バスローブも備えるが、かなりくたびれていた。また、シャワーの水圧が著しく低かった。

エクセレンシィラウンジは、珍しく常時混雑していた。結構なじみの客が多いようだが、いささかくつろぎ過ぎの印象。他の客への配慮も忘れないでもらいたいものだ。カクテルアワーのつまみは乾き物とフルーツ程度だが、自分で作るカクテルの素材はいろいろと揃う。朝食はパンの補充がなかなかされず、ミルクロールしか残っていなかった。もう少し頻繁にチェックして欲しい。

 
色を抑えたインテリア ソファからテレビ方向を見る ベッドサイドの壁は木目シール

テレビ周辺から入口方向を見る 充実したアメニティが並ぶベイシン タイル張りのバスルーム

 
東京ドームホテル 001118 020410 040108 040408 040630 040910 050120 050616 050815 051016


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