湯量と好感度 |
2007.04.22(日)
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ヒルトン小樽 Deluxe Plus Room | |
Hilton Otaru |
楽-2
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前回利用したのは3週間前だったが、その際は到着がスムーズではなく、気分のよい滞在とは言えなかった。しかし、今回はそうではなかった。フロントに向かって歩いていくと、係はすぐにこちらに気付き、感じよく出迎えてくれた。手続きも模範的で、インターナショナルホテルらしい雰囲気はもちろん、リピーターとしてきちんと扱われている実感の持てるものだった。スピーディーな対応の中にも、「お待ちしておりました。」「いつもご利用いただきありがとうございます。」などの言葉が添えられている。いつもこうであれば文句のつけようがない。
用意された客室は、禁煙フロア14階のダブルルーム。一人で利用する時も、多くの場合ツインルームが用意されるが、今回は珍しい。ダブルルームは、広いベッドを独り占めできるだけでなく、ツインルームよりも床の空スペースに余裕があるのがいい。窓際にはラブソファとアームチェアのあるタイプ。部屋によってはソファがないこともあるが、やはりくつろぎのスペースは充実している方がいい。だが、せっかくの広いベッドも、マットレスがくたびれており、沈み込んでいるため、寝心地はいまひとつ。 また、最近一番気になるのが、バスルームの湯量だ。バスタブに湯を張るにも、シャワーを浴びるにも、ある程度勢いが欲しいところだが、ヒルトン小樽のカランからは弱々しくしか湯が出ない。不思議なもので、シャワーの勢いとホテルの好感度はシンクロすることが多い。更に言えば、弱いシャワーを浴びていると、だんだん気分が萎えて来て、館内で散財する気力も失せてしまうので、ホテルにとってみれば水道代の節約より、収入のチャンスを逃すことになっているに違いない。 そして、タオルやベッドリネンの肌触りは、ホテルの印象を大きく左右する。ここのタオルは劣化が進み、本来なら廃棄するような質のものまで使っている。ものを大切にすることに異論はないが、客に使わせるには限度を超えているのだ。古びたタオルには第二の人生を与えてやり、客にはフカフカのものを用意するべきである。 |
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ヒルトン小樽 | 001128 020321 031209 050203 050424 050714 051218 060401 060822 070205 070401 |
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