パーク ハイアット 東京 Park Deluxe Room |
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Park Hyatt Tokyo |
2009.07.18(土)
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東京都新宿区 |
怒-2
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気を引き締めよ! | メインエントランスにおける到着時の出迎えは、一見スムーズであるかのようだったが、いつもならそのままレセプションロビーに案内されるところを、エントランス奥にあるクローク前のベンチで座って待つように言われた。おそらく顔を認識できなかった新米の係が、予約を確認するために時間を稼ぎたかったのだろう。
だが、近くに優秀な係の姿が見えたので、このまま立ち止まらなくても問題ないと踏んで、エレベータに乗ってレセプションに向かった。チェックインラッシュらしく、デスクはふさがっていたが、すでに係が待ち構えており、そのまま客室へ案内され、インルームチェックインが行われた。 用意されたのはいつもの部屋。2面の窓があり、客室階としては最高層。だが、「ニューヨークバー」から響くベースの音もいつも通りだろう。静けさをとるか、窓と眺めを取るか。難しい選択だが、今回はこの部屋をそのまま使うことにした。清掃は見事に行き届いている。バスタブの内側までツルッツルに磨きあげられ、バスタブを食器に使うことすら抵抗ないほどだった。 たったひとつ気に入らなかったのは、ハープ型をしたコーヒーテーブル。トップのガラス、特にその裏面がとても汚かった。他が非の打ちどころなく清掃されているところを見ると、これは固定されていて清掃が不可能なのかと思ったが、試してみると簡単に外すことができた。そして自分で拭いたら、見違えるようにきれいになった。もしかすると、客室係すらトップのガラスを外せることを知らないのかもしれない。 非常にレベルの高い宿泊スタッフに比べ、レストランは見劣りすると言わざるを得ない。特に「ジランドール」はよろしくない。これまで散々な思いをして来た店だが、それでも懲りずに今回もまた予約して出掛けた。テーブルにつくなりマネジャーが挨拶しに来たが、その後は若いスタッフに任せきりだった。若いスタッフに、どのように注意するのかを十分伝えてあるのなら、彼らにチャンスを与えるのもいいだろう。 だが、テーブルを任された若いスタッフは注文を取り間違えるし、料理はたった3品なのに、それぞれに30分以上の空間が生じるなど、これでは明らかに普通以下の状態である。それでも我慢を重ねて食事を続けていたのだが、散々待たされた挙句に、解けたアイスクリームの載ったデザートを、マネジャー自ら平然とした顔でテーブルに運んだ時点で、我慢は限界に達した。だめだこりゃ。もう結構と席を立ち、部屋へと戻った。 その後、料飲の責任者とともに部屋までやって来たマネジャーは、それなりの反省を見せていたが、今反省するくらいなら、最初に奮起すべきではなかったか。間違えずに注文を取り、いつも通りのよい料理を出してくれさえすれば満足なのに、それができないのは気が緩んでいるからであろう。 どうしてももう一度デザートを食べてもらいたいというので、部屋に運んでもらった。キッチンからここまでの間に、アイスクリームは多少とけて当然だが、さきほど店で出されたものよりは、はるかによい状態だった。 2泊目の夕食はルームサービスで。ナシゴレンはまあいいとしても、ガーリックチキンは悪い油の味がして、一口食べただけで胸やけがした。 |
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