プールサイドヒートビート |
2006.07.14(金)
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ホテルニューオータニ Tower Standard Twin Room | |
Hotel New Otani |
楽-4
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ホテルの屋外プールは数あれど、ホテルニューオータニのガーデンプールのように、ビーチリゾートさながらに感じさせる演出を、徹底的に行っているところは珍しい。プールそのものは大きくないが、豊かな緑に囲まれた環境と、日当たりのよさがリゾート気分を高めてくれる。広いスペースには、数多くのデッキチェアがぎっしりと並べてあり、週末には早い時間から埋まってしまうという。このプールだけでも、収容人数は相当なものだろう。加えて、サマーシーズンの売り上げに大きく貢献しているに違いない。
今回は、朝食と滞在中のプール利用券付きのプランを利用した。部屋はタワーのスタンダードルーム指定のプランだったので、タワーのフロントでチェックインした。フロントはガラガラで、プランの内容などをしっかり説明してくれる、丁寧な手続きだった。客室についても、珍しくリクエストを聞いてくれ、喫煙室でよければ、ガーデンと新宿側の景観を望める高層階を用意できるというオファーがあったので、そのようにしてもらった。 タワーのエレベータは高層階用と、低層階用に分かれているが、低層階用は3基、高層階用は4基と台数が違うのが面白い。扉が開いているエレベータに乗り込んで、目的の階数ボタンを押しても、出発時間になるまでは出発しないシステムだ。更にいえば、仮に2台のエレベータの扉が開いていたとして、先発の表示でない方のエレベータに乗った場合、目的の階数ボタンを押しても消えてしまって動こうとはしない。なかなか頑固なエレベータだ。 客室階の廊下はタバコ臭かったが、室内はそうでもなかった。昨秋に泊まった時の部屋と同じように、窓側の壁が若干カーブしている位置の部屋に当たったので、標準よりもわずかに広い。そして、確かに眺めは素晴らしかった。赤坂御用地の豊かな緑と新宿副都心のビル群が同時に見え、昼夜を問わず、東京らしい眺めが楽しめる。室内の設備は見慣れた内容だが、いつもと違って、デスクが窓の方を向いてセットされていた。 タワー客室からプールまでは、かなり遠い。なかなか来ないエレベータでロビィ階まで行き、連絡通路を通ってザ・メインの方へ歩く。ザ・メインに差し掛かる辺りにある階段を下りて、庭園出口から庭園内を案内板に従ってプール受付まで行く。部屋からプールまで、場合によっては10分程度掛かるのではないだろうか。 まだシーズンが始まったばかりで、思ったよりプールは空いていた。それでも、パシフィックのプールよりはカップルや女性客で賑わっている。プールサイドにはラブバラードやラウンジミュージックのBGMが流れ、のんびりした雰囲気。夕方になると、時折吹く風が肌にひんやり感じるが、プールの水温は高く、水の中にいる分には寒くない。 この日は18時以降のナイター営業の初日だった。日が暮れるとライブパフォーマンスが加わり、プールの雰囲気は一層盛り上がる。DJが流すラテンの陽気なサウンドに合わせて、コンガなどのパーカッションがビートを刻むと、思わず踊りだす客もいて、真夏のビーチのようだった。プールサイドカフェでは、「トレーダーヴィックス」の料理も味わえる。単品で2,000円〜3,000円のメニューを中心に用意され、カクテルは1,000円から1,500円程度。仕事帰りにちょっと水着でバカンスというのも、悪くなさそうだ。 |
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ホテルニューオータニ | 930327 930814 950130 980828 010113 011007 011026 011124 020706 020720 021207 040313 050702 051106 |
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