コンサートで会いましょう喜怒哀楽トップページへ20052004200320022001200019991998199719961995199419931992ホテル別インデックスレストラン別インデックス

2005.07.02.(土)

ホテルニューオータニ Standard Twin Room
Hotel New Otani
楽-2 古く艶やかな家具
艶やかな家具
土曜日のニューオータニは、多くの人々で賑わっており、その顔ぶれも様々だ。家族連れやパーティーの出席者、ステキな老婦人から大物政治家まで、ロビーに座ってピープルウォッチングをしているだけでも、まったく退屈しない。客層が幅広いだけに服装のセンスも十人十色だ。なかなか街中ではお目にかかれないユニークなファッションを見るのも楽しい。

今回はタワーのスタンダードルームを予約していたので、直接タワーのフロントカウンターでチェックインをした。小ぢんまりとしたカウンターには行列ができていたが、係は礼儀正しい印象だった。部屋へ案内したベルボーイは無口で表情も硬かった。おまけにぶっきら棒なのだが、なんとなく憎めないキャラクターだった。

客室も久しぶりに訪れてみると思いのほか快適に感じられた。古いが立派な家具は美しい光沢を放っており、ここの空気となじんでいい味を出している。110センチ幅のベッドはやや硬めだが、丁寧にメイキングされている。明るいバスルームは清潔感があり、部分的に用いた大理石の使い方がきれいだ。バスルーム内でBGMを楽しめるのもいい。

一方で、以前はバラの模様が入って素敵だったフェイスタオルが、ビジネスホテルのもののように薄くなってしまった。シャワーカーテンも薄すぎる。今回は高層階だったので、客室窓からの眺めがよかったが、外壁が汚れているのが気になった。テレビプログラムは、見たいと思うようなチャンネルはすべて有料。LANは2,100円と高額だ。

チェックアウトは長い列ができており、20分を要した。最近、一休.comで販売しているプランの一部では、「到着までに該当する部屋タイプが無くなってしまった場合は、他の部屋へアップグレードするが、到着の時点で該当する部屋タイプが完売となっている場合に限る」という内容の但し書きを目にする。親切やサービスのつもりで書き添えているのかもしれないが、到着時に予約したタイプが用意できないとなれば、アップグレードするのは当然のこと。当たり前のこんこんちきなことをわざわざ記載しているとなると、その他でも当然のことが通用しないニューオータニ流の理屈があるのではないかと不安になる。

タワーツインの室内 丁寧なベッドメイク

清潔なバスルーム バスタブ

[ホテルニューオータニ] 930327 930814 950130 980828 010113 011007 011026 011124 020706 020720 021207 040313

Y.K.