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ヒルトン大阪 Executive Room | |
Hilton Osaka | 2010.02.19(金) |
大阪市北区 | 楽-3 |
ARCHIVES ・ 1992 |
冷たいグリル 美人のドアガールに迎えられ、上機嫌でフロントへ。フロント係も客の顔を見るなり、急に態度が恭しくなった。どうやら、ここでも指名手配になったらしい。もはや怪しい行動はできなくなった。 いつもはエグゼクティブラウンジにいる係が、たまたまフロント前にいて声を掛けてくれた。そのまま雑談をしながら部屋まで案内してもらった。 用意されたのは、いつも通りのエグゼクティブルーム。改装されてからは、すっかり使い慣れた馴染みの部屋である。もう隅々まで知り尽くした感があるが、今でも新鮮さは色褪せず、それなのにホッと落ち着ける大阪の我が家である。 清掃にも抜かりはなく、きちんと仕上げられている。鏡面艶出しの木目や艶出しメタル、本磨きの石、そして本当のミラーなど、汚れが残っていればたちまち目立ってしまうマテリアルに埋め尽くされた部屋だけに、清掃も慎重に行っているようだ。だが、デザイン的にはシンプルな直線が多いことで、清掃が困難な部位は少ない。 窓際の丸テーブルにはウェルカムアメニティが届けられている。まだ正午を回ったばかりなのに用意がいいことに感心した。通常のチェックインタイムは午後2時。大抵のホテルでは、その時間に合わせてウェルカムアメニティを各部屋に配り歩く。だが、本来は、客の到着前に部屋に入れ、無言で歓迎するのがウェルカムアメニティの在り方だ。 夕方からはフィットネスセンターへ。ここはホテル直営なので、安心して使える。最近はいつも空いていたが、珍しく多くの会員で賑わっていた。会員は地域の企業経営者や管理職が多く、若い人は少ない。だが、こうしたオジサンたちとの会話は、ふだん聞くことのできない内容で、なかなか興味深い。互いに見ず知らずでも、なんとなく会話が弾んでしまうのも面白い。 運動の後は、エグゼクティブラウンジへ寄ってコーヒーを。ちょうど「王朝」で、コンラッド東京の中国料理「チャイナブルー」のシェフ、アルバート・ツェ氏を招いてのプロモーション中なので、行ってみようかどうしようかと悩んだ末、ひとりでは寂しいことと、何も大阪で食べなくても、東京でいつでも食べられるではないかと理由をつけて、断念することにした。 そしてルームサービス。せっかく体を動かしたのだから、ヘルシーに行こうと考え、野菜のグリルと、パンプキンのニョッキを注文した。 野菜のグリルは温かいのかと思っていたが、冷製だった。冷めきった焼き物と言う感じで、味の方はいまひとつ。 ニョッキは、モチモチというより、時間の経った白玉のように粉っぽかった。今回はチョイスを誤ったようである。 翌日のチェックアウトは1階フロントで。スムーズだったが、丁寧とは言えなかった。客をさばいていると感じさせるようでは、まだまだ素人である。 |
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