ヒルトン大阪 Executive King Room |
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Hilton Osaka |
2009.08.29(土)
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大阪市北区 |
哀-3
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アップグレード | 今週、先週と、ヒルトン大阪に2週続けて2泊ずつ滞在した。前回も今回も、大阪滞在中は予定がぎっしり詰まっていたので、ホテルステイを満喫する時間もなく、単に寝て食べるだけの宿になってしまった。予約してあったのは、どちらもデラックスルーム。先週はスムーズにエグゼクティブフロアへアップグレードされたのだが、今回はそうはいかなかった。
空港から正面玄関に車で到着し、ドアマンに先導されて、HHonors用のカウンターでチェックイン。係の腰は低いが、やや行き過ぎた関西ノリで、軽々しく下品な印象がなきにしもあらずの印象の中、何も説明がないままベルマンにキーを渡され、そのまま部屋へと案内された。 行ってみるとデラックスフロアのキングベッドルームだった。これは予約通りのタイプ。少しガッカリしたが、ここで怒り出すわけにもいかず、とりあえず部屋を見まわしながら、この部屋で我慢すべきかどうか思案した。バスルームを見ると、改装された形跡はなく、なんとなく薄暗い雰囲気。 よりによってヨレヨレで黒ずんだタオルが掛かっており、エグゼ階よりもアイテムがグッと少ないバスアメニティもまた気を滅入らせた。室内の方はなかなか賑やかなインテリアで、これはこれで悪くない気もするが、真夏には暑苦しい色使いにも感じられる。ただ、デラックスフロアは利用したことがないので、「新境地」という興味本位のメリットもある。では、ここで手を打つとするか。 ベルが「他にお手伝いできることはございますか」と尋ねるので、「タオルを古くないものに交換し、バスアメニティをエグゼ階と同じに揃えて欲しい」旨を伝えた。すると「ほとんど同じですけど」と、いかにも面倒くさそうに言い訳し、これが怒りを買う結果になった。「では結構」と下がらせて、すぐにエグゼクティブラウンジに行った。 ラウンジ入口にある小さなレセプションデスクには係がおり、対面して置かれたイスが空いていたので、そこに座って話をしようとしたところ、「順番にお伺いしておりますので、奥でお待ち下さい」と言われた。事実そうであっても、言い方ひとつで印象は大きく異なる。 今回の場合は、手いっぱいの自分の都合を優先した表現として伝わるニュアンスになってしまったため、より不快感を増す結果になった。なぜ、今回はエグゼ階にならなかったのか、それを尋ねたところ、「本日は混み合っておりまして」との言い訳。 だが、実際はまだエグゼ階の空室をサイト上で販売している。その程度のことは調べ上げた上で言っているのだ。混んでいることと、まったく空きがないこととは、次元が違う。本当に空きがないなら、「ご用意したかったのですが、どうしても空きがなくて」と申し訳なさそうに断りながらキーを渡すべきである。そのことはこれまでも何度となく伝えてきた。 そこにアシスタントマネジャーが来たので、改めて事情を説明すると、係に「本当にないの?」と確認。するとすぐにいつも通りの部屋が出てきた。これだからヒルトン大阪は信用できないのである。最善を尽くすことの意味をもう一度考え直してもらいたい。 夕食は「源氏」から運ばれる松花堂弁当をルームサービス。色とりどりの味わいが並び、退屈な客室内での食卓でも、華やいだ楽しさが感じられた。 朝食はいつもエグゼクティブラウンジでとるが、今回は「チェッカーズ」のブッフェに行ってみた。騒々しい中にガサツなサービスをされるので、朝から気分が悪い。朝一番で行ったのに、カウンターに並んでいるハムやチーズは乾ききっているし、野菜も新鮮さが感じられない。東京の「マーブルラウンジ」での朝食もレベルが低下しているが、ここはその数段下をいっている印象。これも東京と大阪の都市力の差だろうか。 |
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ヒルトン大阪(公式サイト) | |
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