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2005.03.21.(月)

フレンチレストラン パラッツォ ロイヤルパークホテル
Palazzo
喜-3 春のアスパラガス
アスパラの前菜
春になるとアスパラガスが食べたくなる。今年もシーズンを迎え、旬のアスパラガスを美味しく調理してくれる店に出会うチャンスを狙っていた。成田から東京へ戻る途中、ふと思いついてロイヤルパークに電話を入れた。電話口に出たパラッツォの係に、美味しいアスパラが食べたいが用意があるかと尋ねたところ、「はい、ご用意しております」と自信が感じられる口ぶりで返答があったので、「それでは伺います」と予約を入れた。

ロイヤルパークホテルの館内はどこも賑わっていた。パラッツォのある20階フロアも、鉄板焼やスカイラウンジのブッフェを目当てに訪れた客で混雑していた。20階は待合スペースが少ないので、順番待ちが生じると、ひどく混雑してしまう。

だが、パラッツォだけは上品で優雅な時間が流れていた。店内の色使いも、春先の日差しとよく調和している。昼ならではの美しさを併せ持つ店はそれほど多くない。テーブルについてメニューを眺める。さて、アスパラはどこかと目を走らせるが、レディースコースのオードブルにかろうじて用意されているだけで、グランドメニューにはない。

そこで、シェフを呼んでアスパラを使ったオードブルを調理してくれるよう頼んだ。それにあわせて、メインディッシュとデザートはグランドメニューからアラカルトでチョイスした。シェフが腕を振るってくれたオードブルは、軽く焼き目を付けたホワイトアスパラガスに生ハムを添え、トリュフを加えたビネグレットで仕上げたものだった。デザートまで3皿のコースだったが、アラカルトの皿は力強さがあって魅力的だ。

サービスは概ね快適だったが、マネージャー不在で、ややだらけ掛けた雰囲気も。昔の充実度と比べてはいけないのかもしれないが、期待に比べると不足を感じた。食後の小菓子もケチになったが、アスパラに満足して店を後にした。

メインディッシュの仔羊 デザートのパイナップル

[ロイヤルパークホテル] 920608 950502 950604 990327 990808 000809 010125 010713 020308 020504 040718 040808 041005

Y.K.