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2005.03.23.（水） |
| キャピトル東急ホテル Superior Room Capitol Tokyu Hotel |
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| 哀-１ LAN | |
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| キャピトル東急ホテルでは、かねてよりLANの用意のあったスーペリアに加え、昨年あたりからスタンダードやエグゼクティブにもLANが導入されると同時に、それまで24時間1,500円だった料金が無料になった。以来、何度か宿泊した際、どの客室にもLANがあったのだが、今回最初にアサインされた客室にはなかった。
リクエストするとすぐにLANのある客室に替えてくれた。新しい客室へ案内される途中、全ての客室にあるのかと思っていたが、現在はどの程度の進捗状況なのかと係に尋ねてみた。リクエストする客が増えてきているので急いではいるが、フロアごと、そしてウィングごとに工事しているため、まだ全室設置には至っていないとのこと。一日も早い全室完成が待たれる。 新しい客室は、なぜか床がベコベコだった。限りなく静かに歩いても、ミニバーが揺れる。そのうち床が朽ちて抜けるのではないかと心配になった。加えて隣の音がよく聞こえる。古いホテルなので仕方がないが、騒々しい隣人に当たったら、滞在の快適度は半減だ。LANの接続は不安定で、時折勝手に途切れた。接触の問題だろうか。 |
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| 2005.03.23.（水） | |
| ケヤキグリル メインダイニング Keyaki Grill |
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| 哀-４ 基本を失った老舗ダイニング | |
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| 客室から電話で予約を入れた際の対応はとてもよかった。店に着いた時の出迎えも上品で、メインダイニングらしいサービスを感じさせた。だが、それも束の間。案内された席は、入口から一番近い、いわゆる末席。店内は混雑しているどころか、最終的にこの日の客は5組だけという閑古鳥なのに、意地が悪い。食事中は、背後のエントランスが終始気になった。また、レストラン受付の電話呼出音や会話の声が必要以上に騒々しく、そこをひとつ取っても細かい配慮には欠ける店であることが感じられた。
ケヤキグリルでも、この時期のスペシャリテはアスパラを使った料理だ。オードブルにもメインディッシュにも、アスパラを主役にしたり、よいアクセントにした品々が並んでいる。コースではなく、そのアスパラを使った料理をアラカルトでチョイスして注文した。 だが、運ばれてきた料理は、どれも味がぼやけ、美味しいと思う品はひとつもなかった。使っている皿や盛り付け方は今風だが、そもそも料理がいたずらにアレンジされすぎており、素材の持ち味は死に絶えていた。たとえばアスパラガスの陶板焼は、まるで居酒屋のお通し。季節の案内に写真入りで掲載されていたが、写真と実物とはあまりにかけ離れていた。 料理を一層貧弱に見せているのは、店内の照明だ。ハロゲンのスポットライトが設置されているが、きちんとテーブルにシュートさせていないので、卓上が美しく照らされない。また、ピアノの生演奏が入るが、ナイトラウンジ風の選曲とテンポ感で、落ち着いたメインダイニングには不向き。テーブルでのサービスは並。意味もなく今風を追及するとこうなってしまうという悪い例だ。 |
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[キャピトル東急ホテル] 960217 990103 990618 000504 000805 010407 010628 010818 010923 020222 020302 020524 030511 030514 030531 030628 031029 031108 031226 040306 040410 040531 040604 040617 040703 |
Y.K.
