15パーセントのサービス料
2006.06.06(火)
ラディソン都ホテル東京 Superior Room
Radisson Miyako Hotel Tokyo
楽-2

池の鴨 今日もなんだか気分がスッキリしない。そんな調子で混雑する山手線に乗ったら、目が回りそうだった。ホテルに着いたら、サインのみの簡単なチェックインを済ませ、最上階の客室へと急いだ。誰もいない静かな客室でしばらく休憩。このホテルには、各客室にポットに入った冷水が用意されている。なんとなく熱っぽい体に、その冷たい水か心地よかった。

だが、結局夕方になって本格的な高熱を出してしまい、予定をキャンセル。早々とベッドに入って眠ることにした。今日は、室内の空調が大きな音を立てている。客室は改装したが、空調設備は古いままなのだろう。断続的に唸るような音が響き、それが段々と大きくなっていく。気になって眠れない。

気が付いたら、深夜になていた。零時半。廊下では酔った男女が大騒ぎしていた。鬼ごっこでもしているのだろうか。それも段々とエスカレートしていくので、アシスタントマネジャーに電話を入れた。対応したマネジャーは、その声の雰囲気から、随分と年配であるようだった。物腰がやわらかく、言葉遣いも丁寧で、相当のベテランなのだろう。話しているだけで、こちらの気分まで和らいでくる。廊下の騒音について対応を頼むと、しばらくして静かになった。

翌朝も体調は戻らず、もう一日延泊することにした。昼食には気分転換も兼ねて、「カフェカリフォルニア」へ出向いてみた。途中、フロント前で、昨晩電話で応対したというマネジャーに声を掛けられた。想像していた通り、品のいい初老の男性だった。騒音で迷惑を掛けたことの詫びがあって、ことの次第を話してくれた。ある客室で、宿泊登録者以外を部屋に招いて、パーティを開いていることが判明したため、退去してもらったとのことだった。

「カフェカリフォルニア」でマクロビランチを食べている間に、部屋の清掃をしてもらった。部屋に戻ったら、またすぐにベッドにもぐりこむ。メイクしたばかりのベッドは、シーツのちょっとひんやりした感じが心地いい。テレビのムービープラスチャンネルで、映画「インドシナ」を放映していたので、それを観ながらいつしか眠ってしまった。

夜はルームサービスで。メニューは文字だけで、料理の量やイメージがわかりにくいが、それぞれの値段は手頃なものが多い。サービスは丁寧で、混雑していなければ、デリバリーも迅速だ。この日は注文から10分で届いた。伝票にサインをするが、控えはもらえない。チェックアウト時にも、注文内容の明細は提示されないので、サインをする時によく確認する必要がある。このホテルでは、ルームサービスに対するサービス料は15パーセントに設定されているが、そのことがどこにも明記されていない。サービス料は10パーセントが一般的なので、それ以外に設定するならば、わかりやすく明記する必要があるだろう。

(2007年4月より、サービス料が15パーセントであることがディレクトリーに明記されるようになっている。)

 
最上階約30平米のスーペリアルーム 窓側から入口方向を見る デスクが小さい
 
ラディソン都ホテル東京 980815 000728 011110 020118 020329 020519 020927 021108 030505 030510 030524 030621 030728 031004 031111 031228 040401 040402 040407 040530 040904 041010 050225 050401 050406 050409 050521 050807 060416 060503


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